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抗重力反応の伝道者


NS上で僕は抗重力反応の伝道者と名乗ってる
正しくは"抗重力伸展活動"ですが、言いやすいようにアレンジʅ(◞‿◟)ʃしちゃってる。
ゴメンナサイ

抗重力反応って、意識しなくてもちょうど良く脊柱が立て上がる事なんだけど、色々の分野の人が同じことを言っています。
声楽家は"天から下りた糸で頭頂を吊り下げられるように"
能楽師は"頭頂を天に、足の裏を地球の中心に、貫く線を意識せよ"どちらも抗重力反応を言っている。

重力方向に常に制御される中心線は、運動神経(姿勢反応)が選びだすので、意識すると得られない。
むしろ何かに夢中になってると、自然と身につくものなんです。
声楽なら遠くまで響く美しい声、能楽なら舞や謡がつくりだす幽玄の世界でしょう。

リハビリをやってる私たちは、利用者さんの抗重力反応を細かく見たり、望ましい方向に誘導したりする。
そんなことを夢中でやっているうちに、利用者さんの抗重力反応と自分のそれが共鳴して自分も立て上がってくる。

こう言うと、自分一人で会得したように誤解を与えちゃうかもしれないので、ちゃんと言っておきますね。
僕は20代の後半に"ボバースの基礎講習会"にでて、インストラクターに教わったんです。タッチの加減、人の重心のゆらぎ、動いている間常に働く姿勢反応のこと。

講習会終わって現場に戻ってから、一回のリハビリにめちゃくちゃ集中して頑張ったけど、大きく動かしすぎたり、足りないかもしくは見当違いで感触掴めなかったな。

それでもインストラクターの先生たちのように、一回一回のリハビリで利用者さんと療法士のハーモニーをつくりだしたかった。

今、自身のカラダに働く"抗重力反応"は何をするにも無理なく、骨格と筋肉を使いこなす基礎になってるばかりでなく、心の安定にもつながっている。
だからこそ、色々な人に"抗重力反応"を紹介したくて、伝道者を名乗ってる。

これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

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