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日本から2日がかりの大移動① ダルエスサラームへ

夜22時成田発のフライト、カタール航空で、約12時間のフライトを経て、まず日本からドーハに。ドーハの空港では、無印良品のネックピロー、ロストバゲージ用に1泊分の服と、以前の待ち時間で凍え死んだ経験を受けてウルトラライトダウンをバックパックに入れていたので、それが大変役立った。ドーハ空港は、驚くほど広いし、かっこいい。放射線状にA-Eにゲートが広がっていて、あまりにも広いので、頭上に電車のようなモノレールのようなものが走っている。たくさんの免税店もあるが、行きの私は久しぶりの長時間フライトに足が無事やられてしまい、疲労で、ショッピングを楽しみたい気持ちより、まず搭乗口に到着し休みたい気持ちが強かった。ドーハに到着したとき、まだ搭乗口は発表されていなかったため、いろんなゲートに行き、落ち着ける場所はないかと探し回った。寝椅子のようなものがある、仮眠室も所々にあったが、常に満席でみんな熟睡しており空く気配はなかった。次に、間の手すりがない椅子を探し続け、結局トイレの前の椅子で1-2時間ほど仮眠。椅子はとても硬く、そして毎度不親切だと思うが、椅子と椅子の間に空間があり、少しでこぼこしているので、痛い。寝づらいように手すりを入れているのかもしれないが、椅子の連結部分を平らにしたり、もう少し柔らかくするとか、手すりを動かせるようにするとか何かしてほしいものだ。4時間ほどの待ち時間を経て、タンザニアの首都ダルエスサラームに14時に到着。この飛行機には日本人らしい人はもうほとんどいなかった。ここで、16時間待機時間があったため、一度入国。入国のためにはビザが必要なので、事前にボランティア団体からいただいていた推薦書などをもってカウンターへ。ここが恐ろしく長かった。事前にビザを申請することもできるが、トラブルで使用できないこともあるので、直接申請がおすすめと聞いていたが、やはり事前申請すべきだったのではと少し後悔。でも実際に、事前申請を完了している人が入れずもう一度並ばされている姿を見て、このしんどすぎる列は必要不可欠なのかとあきらめる。結局外に出られるまでに2時間を要し、約束していたタクシードライバーさんを可哀そうなほどお待たせしてしまうこととなった。

初めてのアフリカ、タンザニアだったため、出発までに出会ったあらゆる方からお話を伺い、コネクションを広げてきた。JICA専門員のご経験がある方、協力隊で行った方、タンザニアの旅行会社で働いている方、タンザニア助産師協会の方、アフリカに何度もボランティアに行っている方。私の初めてのアフリカは、あらゆる方からのサポートあってこそといえる。いつでも相談できる方がいる、近くで見守ってくれている方がいる、という心強さが私を助けてくれた。まず、ダルエスサラームでは、JICAタンザニア関係の方や、タンザニア助産師協会の方にお世話になった。


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