経営組織論と『経営の技法』#39
CHAPTER 2.2.3:水平分業のメリット・熟練形成の推進
また、機能別に分業されサブタスクに分かれていることは、熟練を形成するうえでもメリットとなります。英語と数学どちらかだけを教える人は、英語と数学の双方を教える人に比べてそれぞれを教える技能が習熟するスピードは一般的に速くなります。習熟ならびに熟練の形成においても、機能別分業にはそのスピードを上げる点でメリットがあるのです。
【出展:『初めての経営学 経営組織論』32頁(鈴木竜太/東洋経済新報社2018.2.1)】