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刑法改正☆9万越す署名提出 4月からいよいよ法改正に向けて動き出すように

3月。春になり、花が咲く季節。

4月からの新年度に向けて期待を込めて、皆さんからいただいた刑法・性犯罪規定改正を求める署名を3月17日の提出してきました。

この署名は2019年3月の4件の性犯罪無罪判決を受けてHuman Rights Now, 一般社団法人Spring, Voice Up Japanの3団体で呼びかけ、不同意性交の処罰、地位関係性を利用した性犯罪規定の創設、性交同意年齢を引き上げることを求めて多くの共感を呼びました。

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 昨年6月にも法務省に提出しましたが、その後も署名を募り、おかげさまで当時の2倍以上となる9万4231人分(16日13時時点)が集まったため再度提出したものです。

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 併せて、12団体からなる刑法改正市民プロジェクトとして、森法務大臣に「性犯罪に関する刑法の改正を求める要望書」を提出しました。要望書では、改正のための法制審議会、もしくはその前段となる検討会を設置すること、その構成員としてに被害者や支援者などを参加させることを求めました。

#フラワーデモ  に参加した皆さんの想いに応えるためにも、私たちは花をもって参加しました。

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 この場を設定いただいたワンツー議連の宮路拓馬議員、準備をしていただいたプロジェクトの皆様、法務省関係者の皆様、ありがとうございました。


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HRN後藤弘子副理事長と山本潤さんが署名をしっかり手渡し。


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コメントも3000件も寄せられたということ、一人一人の思いをできる限り紹介しました。
  

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その後懇談。

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森大臣からは、「声を上げられない被害者が多い中、これだけの数が集まった。数字以上の重みがある。」とのこと。

取り組むべき課題と認識されており、

論点の多い課題で、毎週金曜日に勉強会をしてしっかり学んでいる。

自分が法務大臣のうちに是非前に進めたい。とのこと。

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私から、「今後のスケジュールはどうなりますか?いつ頃法制審議会を開催しますか?」と質問。

スピーディーに進めてほしい!毎日被害者は生まれています。検討会はすぐに開催してほしい 


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 大臣からは、事務方にとても急がせている。検討会も法制審議会も従来にないスピード感でやるよう言っている、とのこと。

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森大臣に会うのは、森さんが男女共同参画担当大臣の時以来かな。実は、NYUロースクールの同窓生です。「久しぶり!」

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その後は記者会見も。遅い時間の会見でしたので、幹事社の読売新聞さん、東京高裁にも大変お世話になりました。

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私からは、

法務省が、3年後見直しの前に進めてきた 実態調査ワーキンググループ


 のとりまとめ案が3月3日公表され、近くとりまとめが完了する予定であり、これを受けて法務大臣が迅速に政治決断し、法制審議会など次のステージに今すぐ入るべきであること、


名古屋高裁の逆転有罪判決とその上告を受けて、益々改正の必要性が高まっていること、司法判断で人の人生を翻弄するのでなく、明確な性犯罪の定義が必要、というお話をさせていただきました。

私の意見はこちらにまとめています。


終了後、素晴らしいチームの皆さんと。お疲れ様でした!!

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署名はこれからも集めていきます。

4月からの新年度、いろいろ法律を改正する上での正念場です。

これからも刑法性犯罪規定改正を実現するために、皆さんの力を貸してください。口コミの力は偉大であり、それが世論を作ります。

応援をどうぞよろしくお願いします。

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