マモル4(仕事編)

〜前回までのあらすじ〜
仕事術を忍術の派生系と勘違いしたマモルは伊賀の里を襲撃するも返り討ちにされてしまう。めちゃくちゃ泣きべそかきながら逃げ出すも追手はしつこく一対多の戦闘を強いられ疲弊していくマモルは遂に限界を迎え地面に落ちている五色米を眺め『テレタビーズが好きなのかい』とムッシュかまやつみたいな事をほざき倒れてしまった。気がつくと忍者に囲まれ手足を十字の大木に縛られていたマモルは『わしゃバイオ4の最初の村で焼かれる警官か!』と突っ込む余裕を見せるも内心は不動産、動産、貯金残高を思い出し何回びっくりドンキーで豪遊できたのか瞬時に計算し絶望に打ちひしがれていた。一方その頃ハリボーグミの工場に行く為にマモルと別行動をしていた優香はドイツ人に虐められて自慢のキックボードをライン川に投げ捨てられてしまう。激怒した優香は日本に帰国しオクトーバーフェストが開催される度に怪文書としか思えないドイツ人への恨み辛みを書き殴ったチラシを入場者に配るという奇行を繰り返す様になってしまった。優香のスポンサーである中島工業はクレームの電話対応に終われ緩衝材であるアスパックSのLサイズが作れなくなり倒産に追い込まれてしまう。アスパックSのLサイズ不足により桐の箱に入れる系の果物の出荷が追いつかず日本は果糖不足に追いやられ甘味を断たれた国民は軒並み思考が回らなくなり仕事ができなくなってしまう。無気力状態で道路に寝転がる人々は涎を垂らし糞尿を垂れ流し街は地獄絵図と化していて見兼ねた政府は一世帯に一個桶を配布しそこに涎や糞尿をしなければ死刑というディストピアが誕生しようとしていた。桶屋が儲かる。


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