令和三年大相撲初場所
いよいよ令和三年大相撲初場所が開催されますね。
以下の文章は、開催反対とか賛成とかっていう話ではないです。
都で緊急事態宣言が発動されたので、てっきり中止か無観客開催になると思ったら、去年と同様、キャパの半分の約5000人の観客を入れての開催という、若干ゴリ押しな感じが否めない印象を持ちました。
去年の三月場所の無観客開催のときに、チケット売上収入10億円くらいが得られなかったし、その後の数場所もチケットがけっこう余っていたらしいから、なんとしても客を入れたいのはわかるけど…。
うーん、客を再度入れ始めた去年の七月、九月、十一月場所も無事(?)千秋楽まで行われたけど、あの時とは感染者増加の加速度がダンチなのではたして今場所は上手くいくかどうか…。ぶっちゃけ心配です。
無事(?)と書いたのは、やはり去年の勝武士さんの件があるから、今後の不安も拭えないんですよね。
お客さんの健康ももちろん大事だけど、同じくらい大事なのは力士たちの健康です。力士がいないとお相撲は観られません。
一月場所の開催前に協会員全員にPCR検査が行われて、約900人中5人の感染が認められたそうです。
まあ出るだろうなと予想はしていたけど、この結果ってかなり頑張ってるほうなんじゃないかなと思いました。
集団生活をしているので、感染者が出た部屋の力士や呼出しさん等は全員休場することになりました。この集団生活システムが悔しいよね。少し前には立浪部屋でクラスターが起きてたし。
65名が休場とのことで、それでも開催に踏み切った協会。ちょっと言い方は悪いけど、逆に考えるとそれくらいで済んで良かったなとも思いました。もちろん陰性だったのに休場することになった力士たちは本当にかわいそうだけど。
協会がこれまでずっと感染対策を徹底してきたのを知っているし、各部屋の力士たちも食料の買い出し以外の外出禁止に耐えています。
遊びにも行けないのは相当ストレスたまるし、しんどいだろうに。でもそれは本場所が開催できるように、相撲を取れるように頑張ってきたことなので、その成果が(完璧ではないけど)出たのは良かったなと思います。
なので一月場所開催について協会がやるというならば、ファンはただ応援するだけです。
さ、今日から初日です。贔屓力士を応援しましょうね!
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