【読書メモ】「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法
前置き
ほぼ自分用のメモです。
kindleでマーカー引きながらざっと読んで、あとからマーカー見返して思い出しながら刺さった部分を振り返る、みたいなことをしているので、きれいな要約とか全体のまとめ解説みたいな記事ではない。
本書について
kindle unlimited対象だったので手にとってみたシリーズ。旅行のお供の軽い読書として。
普段こういう自己啓発本ってほとんど読まないんだけども、最近どうにもやる気が出ない日々が続いており、何かのきっかけになる考え方が一つでも見つかればいいかなと思って読んだ。
割と納得できる内容が多く良い本だと思ったので、自分の行動にどう反映しようと思ったかみたいなことをメモしていく。
印象に残った内容
「公開宣言効果」を利用する。
言葉や文章で考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとする意識が働くため、これを利用する。
なるべく多くの人に、繰り返し公開するほど効果的。ブログで公開など。訪問者は少なくとも、公開したという事実が重要。
確かに。とりあえずnoteに書きます。
子供や誰かに何かを守らせたいときにも、公開させるメソッドを使ってみる。
同じタスクでも先延ばしにするほど簡単に感じられる「時間不一致効果」により、人はつい先延ばししてしまう。
どうせしなくてはいけないことなら早く処理した方が脳のメモリを開放できてメリットがある。後回しにするほど実際には精神的にも負担。
これは本当にそう……。私は完全に先延ばししたい派なので刺さる。
後回ししたくなっている原因は錯覚なんだということを自覚して早く脳を開放するために早く手を付けよう、という意識。
メールへの返事も、素早いほど有意に相手から信頼される。金持ちはみんなレスポンスが早い。
最も実践に適した時間は常に「いま」。
これもその通りだと思うんだけど、一方でえいやと早く対応したことが実は先走りだったりやる必要のないことだったり、っていう経験もあるので、とりあえずギリギリまで保留しておこうかと思っている節はある。最適解は結局わからない。
作業を始めることで新たなインスピレーションも生まれてくる。始めないと何も生まれない。
これはほんとうにそう……。
開始デッドラインを作る。
敢えて締切を作ることで自分を追い込むメソッド。締切があればパフォーマンスは限界まで高まる。
1時間以内に本を読みたければ、1時間後に本の内容を紹介しなければいけない、といった状況に自分を追い込む。
この締切も公開するほうが効果的。
わかる……。
各章末の、著名人の実践エピソード的な小話も素直にいい話だなと思えるものが多い。この章の「もし、あと5分しか生きられないとしたら……」は特に刺さった。この5分を人生最後の瞬間だと思おう。
すべての行動は実験だと考えよう。
失敗しても、実験によって仮説が覆されたと捉えればそれは成功。
こう考えれば始めるハードルは下がるしストレスも減る。
意識的に、日々の生活に実験を取り入れてみよう。
良い考え方。何かを初めて三日坊主になったとしても、それは自分には合わないということがわかったことは収穫。
積極的に他者に助けを求めるべき。
「誰かに助けを求めたら、それは相手に自分が『価値のある存在』だと感じる機会を提供したことになる。」
自分も助けを求めるのは苦手だけど、この一節は刺さった。
誰かに見られている状況を作り出せば、「観察の力」で行動を変えられる
誰かに見られている(と思う)ことによる追い込み効果は協力。敢えて監視される状況を生み出そう。
時間の使い方を記録し、定期的にブログで公開するなど。
これは実際有効だと思う。カフェの方が勉強が捗るみたいなこと。なんなら自室でもwebカメラで常時デスクに座る自分を記録するだけでも意識が変わってきたりしないだろうか。
大事な仕事の前には誰しも関連する簡単なタスクをやりたくなる。流されるな。
ブラウザのスタートページを目標ややるべきことに関連したサイトのアドレスに変えておく、という具体的なメソッド。
自分のありたい姿をイメージするだけでも、行動は変わる。
やるべきこと、やってはいけないことがあるときは、敢えて逃げ道を断つことが重要。
発表の予定を決める、定期的に報告することにする。
新たに勉強したい未知の分野についても、雑誌への記事連載を行うことにして自分を追い込む、というエピソード。
目標から目をそらさず実行し続けるため、ゴールについて考える時間を確保する。
ゴールに集中する、関心を持ち続けることで、脳も関連する情報に強く反応するようになる。解像度が上がる。
1日15分=1日のうちの1%を意識的に確保し、目標について考える時間にしよう。
積極的に教える機会を持つ。人は誰かに教えるときに最も多くを教わる。
教える過程で多くのノウハウを得る。
言葉と行動を一致させようという意識が働く。
学んでほしい人(子供も)に対しては、その人に「教えてもらう」という状況を作るのがよい。
新しい分野が知りたければ、そのテーマで本を書く(読者に教えることによって自分を高めざるを得なくなる)ことにしているというエピソード。
今後の生活に反映するとしたら
特に具体的なアクションに繋げたいなと思った内容は、
やると決めたことはなるべく広く公開してモチベを高める
……ためにとりあえずこれを書いている
日々の行動は実験と考えて、敢えて何かを変えてみる
例えば、朝もっと早起きしてインプットの時間にしたいとずっと思ってるけど思うだけでまったく習慣づかないので、実験のつもりでいろんな工夫を試してみようかな
ウォーキングとかランニングを始めて、その時間はaudibleなりpodcastなりで耳から情報収集をする、とか
そしてその記録はスマートウォッチで継続的に記録・公開して「観察の力」も利用する
三日坊主になってもいいから始めることに価値があるのだ
(何かを勉強するときには)その分野について対外的に発表する予定と締切を強制的に決め、やらざるを得ない状況に追い込む
これについては、公開宣言効果とか締切の効果とか教えることの効果とか、いろんな節で似た方法の有効性が繰り返し説かれている
発表だとかなりハードルが高いが、ブログでの公開でもいいし、資格試験の受験予約を入れる、とかでもいいかも
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