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Spica Keyboard&CMY keycapビルドログ

こんにちは
先日「天下一キーボードわいわい会 Vol.5」というキーボードイベントに参加させていただき、展示席をご一緒させてもらいましたキーボードデザイナーのillness072さんから新作のキーボード基板をいただきました!

直筆イラスト入りでいただきました🐰
ありがとうございます〜

Spicaという名前の分割キーボードで、いただいた基板は最後の1枚の片手分でした。
後日Gerberデータをいただき、JLCPCBさんで基板を量産させていただきました。
初めてのPCBAだったので発注方法等とても勉強になりました。

一週間程でPCBA完了して送ってもらいました
いただいた基板と合わせて3セット分になりました!
RP2040のマイコン実装済みなのでパソコンに接続するだけでストレージとして認識されました
ダイオードレス設計なのでこのままファーム入れてキーテストまで可能です

ケースもデータをいただき、JLCPCBさんで透明レジンの3Dプリントで製造してもらいました。

色々なkeycapやatreus62のキーボードケースも一緒に造ってもらいました

JLCPCBさんでは基板から3Dプリント、最近ではCNC加工も依頼出来ますので色々なキーボードパーツを作成していただけると思います。

部品が揃ったので組立てていきます。

実装部品以外のハンダする部品はTRRSジャック、LED、タクトスイッチ、あとはキースイッチ
タクトスイッチだけ無かったので秋月さんで購入
ハンダ完了の姿
ケースを挟む感じでキースイッチと基板を
取付けてハンダをします
直接ハンダしても良いのですがキースイッチがすぐ交換出来るようにソケット化しました
ケースと同じ素材で造ってもらったCMY keycapを切り離します
ニッパーとカッターで綺麗にカットしました
キーキャップを載せて完成!
透明パーツにLEDの光が綺麗にまわります
ライティングオフ
ライティングオン🌟
ライティングアニメーションもします

↑動画も撮ってみました。

上下左右に少しずつズレているGemini配列は指がすぐ馴染んでとても打鍵しやすいです。
キーマップはVialアプリ&ブラウザですぐ変更できるので色々変更して自分流に使いこなしたいと思います。
ケースデータはデザイナーさんのGitHubで公開されてます。↓
https://github.com/illness072/Spica-case


使用したオープンソースのCMY keycapは縦幅が狭いデザインなので上下に動かした時に指先が上下のキーに干渉しにくく、表面が緩い傾斜になっているのでとても打ちやすいです。
keycapデザイナーSadekさんの本来の目的は
「Y 間隔を最小限に抑えたキーボード設計で使用できる快適なキーキャップを提供すること」とのことですが、通常の幅の縦ズレキーボードにもとても使いやすいと感じました。


↑kbd.newsさんの紹介記事。
素材はMJFを推奨されているみたいです。

透明レジンですと少し隙間があるので、キースイッチとキーキャップの間に透明フィルムを挟んで取付けました

illness072さんがデザインした美麗&機能美なGemini配列キーボードと、Sadekさんがデザインした指先に吸い付くような形状のキーキャップが合わさって、とても素敵なキーボードを作る事が出来ました!
デザイナーの皆様ありがとうございました〜!

記事を最後までご覧いただきありがとうございます!🙇

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