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WARAI 2023 冬の陣に参加した

先日久々にWARAIに参加しました。

■WARAIとは

WARAI (関西ソフトウェア勉強会)は関西のソフトウェアテスト/品質を学びたい人達のためのコミュニティで、関西の有志の方々が非営利で運営しています。
関西とは明記されていますが、もちろん関西以外の方も参加可能です。
現在は夏と冬の定期の勉強会がメインで、不定期で開催する時もあるようです。

かく言う自分も2021年以来の参加となりました。

主催のHOLLYさんがXで2023年冬の陣はテスト設計をテーマにした内容にする予定と仰っていたので、その時点で参加を決めました(まだ詳細が出ていないのにも関わらずw)。

関西がメインのコミュニティとは言え、現地参加だけではなくオンライン参加も可能なので、今回もオンラインで参加することにしました。

因みに、参加するにはconnpassから申し込む必要があるのでconnpassのアカウント、そしてチャットのやり取りはDiscordも使うのでDiscordのアカウント(とアプリのダウンロード)、あとZOOMも必要です。

■レ、レベチ…

今回はSect.1と2に分けた内容でした。

Sect.1は「突撃!隣のテスト技術勉強法」。
中には勉強を趣味にしている方もいて、さすがに真似はできないなぁ…と。
でも、資格試験のように期限がある目標がある場合は、それに向けて計画を立てて進めることはやろうと思えばできるよなぁと思いました(実行に移すかどうかは置いておいて)。

自分の場合は5分でもいいから、まず勉強する習慣を身につけるところから始めた方が良さそうです。

となると、積みっぱなしの技術書やシラバスの読み込みに加えて、JSTQB ALのTA(テストアナリスト)とIVECのテスター試験からの挑戦、JCSQE初級の再受験辺りを念頭において計画立てるか…。
TAについては現在秋山浩一さんがご自身のnoteで記事を連載してくださっているのでそちらも読んでみようと思います。

■やはり状態遷移テストが弱いことを改めて認識

Sect.2は「テスト設計のハードルなんてWARAI飛ばせ!」と言うことで実行委員の一人であるこーちさんが自身の会社で行ったテスト設計コンテンストの問題を元に観点を洗い出していくと言うワークショップでした。
会社でそう言ったコンテストが行われていることも羨ましかったです…。

時間が少なかったこともあり資料を読むのに時間がかかったため、あわあわしてワークらしいワークができていなかったなぁ…と言うのが反省点です。

今回は3回のワークに分かれていて、同値分割テストと境界値分析テスト・状態遷移テスト・派生開発のそれぞれのワークを行いました。

正直言えば派生開発と言うのも今回初耳だった言葉ですが、改めて状態遷移テストがイマイチわかっていないと言うことを認識しました。
この状態に該当するものを抜き出せなかったと言うか、自分の場合は画面遷移とゴッチャになっていたのでは?
よくあるストップウォッチを使った状態遷移図や表の例を見ると「あーそうなのねー」とはなるのですが、ワークショップやソフトウェアテスト技法練習帳の問題を見ると絶対に脳みそがフリーズすると思います。

テスト技法の理解は実務もそうですが、JSTQB AL TAの試験でも必要となるので何とか解消したいところではあります。

今回のワークはボロボロでした…。

■何故勉強するのか

中には勉強会に参加したり資格を取るのはムダと言う考えの方もいるとは思います。
でも個人的には異を唱えたい。
この仕事を始めて改めて認識したのは、人生学びの連続なんだなと言うことです。

自分のテスト・QAエンジニアの知り合いは勉強されている方々が多いです。
それに触発されても実行に移さないのが自分の怠慢で悪いところではありますが…。

この仕事を始めた時にそんな素晴らしい先輩方の存在を知ってしまったせいもあるかと思います。
つまり彼らの影響もあってテスト・QAエンジニアとしての目標設定が高くなっているので、もっといいテスト項目書を作れるようになりたいし、観点だってしっかり洗い出したいし、分析もできるようになりたい、となっています。

勉強してテストや開発に関する知識を吸収するのは大事なこと。
それを如何に実務で応用させるか、そこまでできるようになって初めて学んだことが活かせると思います…がどこまでできるのかは分かりませんが、この仕事を続けて行くと決めている以上はやれることはやろうと決めているので実行に移すのみなのですよね。

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