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JaSST Online Cloverに参加してみた

■JaSST Online Cloverに参加したよ

昨日、JaSST Online Cloverに参加しました。
JaSST nanoには参加したことがありますが、それ以外のJaSSTに参加したのは今回が初めてでした。

今回のテーマはアウトプットとのことで、そもそもインプットもヘタクソな人間がどこまでできるものやら〜と思っていましたが、LTの内容もそんなに構える必要のない、「ちょっとやってみよっかな」と思える内容でした。

■LTで学んだことなど

LT担当者は、あきやまさんkz_suzukiさんまつさんの御三方。

それぞれ発表で使用されていた資料を公開されているので、復習も兼ねて見返せるのはありがたい。

自分はQiitaでたまに記事を書いていたりしました(下書きの記事ばかりで、ほぼ停止状態)。

JSTQBのシラバスの勉強記事などもそうなんですが、そもそも資料の内容で重要そうな文章をピックアップしてるような感じなので、それってどうなんだろうとずっと思っていたんですが(と言うか勉強しろ)、多分自分の場合は、板書をそのまま書き写すような受け身の勉強方法しか知らないので、まずは能動的な勉強方法を身に付けることも必要かと思いました。

閑話休題。

Qiitaで書いた記事の内容の整理も兼ねてnoteなどの別の投稿サイトに移行しようかと考えていたので、あきやまさんの「私がnoteを書く時に大切にしている“たった1つ”のこと」については、移行先をnoteにしようか考えてた自分にとってはナイスタイミングなLTでもありました。

そこで出た6÷2(2+1)=?の数式、自分の回答は「1」でした。ですが、「9」と答えている方もいて?となりました。

つまり、1派の人は「6÷{2(2+1)}」と考えて「1」となるのに対し、9派の人は「6÷2×(2+1)」と考えて「9」になるとのこと。

早い話が「問題が悪いんじゃね?!」と言うことのようです。

要するに、「読者に誤読させないこと」を意識すること。受取手が自分の意図した通りに受け取ってくれるとは限らないので、誤読させないための工夫を公開されていました。

noteとは書かれていたものの、noteに限らず文章を書く時に必要なことだと思いました。

ポイント1:読者に誤読をさせないこと


kz_suzukiさんのLTは「ブログにまつわる因果ループ」で、聞いていて「わかるわかる」と思いました。特に恥駆動はかなりのパワーワードかと…。

確かに、特にこのような仕事絡み・技術系の記事を書くとなると、それなりに立派なものを書かなきゃいけないと思いがち。特に同じテーマで書かれている他の方のブログや記事と自分のものを比べると「この人はこんなに上手くまとめているのに、何で自分はこんな記事しか書けないんだろう」とがっかりすることもあります。それが自分にとってのとなっているところも少なからずあります。

なので「拙い内容でも、そこから始まる議論と改善がありうる」には目から鱗が落ちました。今の考えを書き出して自分用のWiki化することで未来の自分に役立つことがあるかもしれないと言う視点も考えたことがなかったです。

この恥駆動については恥をかくことを開き直ることで克服し、その開き直りをプラスの方向に持って行く使い方をすることが大切だと自分では認識しました。

また、会社外のコミュニティ活動についても触れられていましたが、こちらについては40代半ばにしてテスト業界歴2年ちょいの自分がどこまで携われるかにもよるかもしれませんが、いずれ視野に入れて行動したいと思います。

ポイント2:拙い内容でも、そこから始まる議論と改善がありうる


まつさんのLTは「発信で人生が動き出した&発信と継続の技術」で、普段から著書の「テスターちゃん」にお世話になっています。個人的にも一番のテスト関係の参考書籍となっています。

そんなまつさんのLTを聞いていて意外だったのが、「テスターちゃん」を描くきっかけとなったのが当時の上司に「テストをまんがで説明できないか」と聞かれ、後日それを思い出して「ちょっとやってみるか」と言うノリで始めたことだったそうです。

そんな理由で始めたテスターちゃんがテスト以外の人も読んでいたり、同人誌版のみならず書店でも出版され出版されることになったり(しかもVol.2以降の出版も確定)しているから、凄いですよね。

特に「発信の技術」として「発信」のきっかけに「テーマから」と「思いつきで」を取り上げており、両方のメリット・デメリットを挙げていました。

確かに「テーマから」始めると書く内容が決まっているためテーマが続く限りは継続し易いと思われます。しかしながら、最初のスタートまでに手間がかかるのは明白で、テーマに沿った資料を探したり調査をする必要も生じたりで一つの記事を書くまでに時間がかかります。逆に「思いつきで」始めると最初のスタートまでに手間や時間はかかりませんが、思いつきで始めたが故に漠然とした状態でもあるので次の記事を継続的に書き続けることも難しいと思われます(日記的なものや雑文的なものなら話は別でしょうが)。

ただし、最初のスタートまでに時間や手間がかかってしまってはなかなか始められないのも事実。なので、「ちょっとやってみるか」を大切にするべきだとおっしゃっていました。「ちょっとやってみるか」が何度かあると継続になっているとのことです。

また、発信する内容については、「自分が当たり前と思っていることが他の人にとっては知らなかったことかもしれない・自分の気づきは他の人もなるほどと思うかもしれない・自分の学んだことは後に続く人がこれから学ぶことにあたる可能性もある」ので、残しておくこと。それに加えて「その時自分が学んだことは未来の自分が復習するのにも役に立つ・その時気づかなかったことや間違えて覚えたことを未来の自分が気づくことによってアップデートできる」のも加えてもいいかな、と今思いました。

人間は頭がいいので、頭の中で色々考えてしまうので、それが要因で結局スタートを遅らせてしまうので、ちょっとやってみるかのノリで始めるのもいいのかもしれませんね。

しかし、最後に引用されたまつさんのお母さんの言葉は衝撃的でしたねw。

ポイント3:ちょっとやってみるかのノリで始めてみる

■今後に向けて

LTの後にもディスカッションやOSTもありました。

OSTについてはDiscordアプリを普段使わない(と言うより、テスト関連のセミナー等に参加するようになって知った)のと、先日別の勉強会に参加した時自分のMacBook Airから上手くログイン出来ず結局iPhoneからの参加になったので、上手くログイン出来るか不安でしたが大丈夫でした。聞き専にしていたのでほぼテキストでの参加でしたが、普段Twitterでフォローしている方やそうでない方とやり取りが出来たのは嬉しかったです。ビデオオフは助かる…(メイクとか身支度が大変だし)www。次回は発言もなるべくするようにしようと思います。

やはり外部のテストエンジニアやQAエンジニアと交流を持つのは大切ですね。

今回初めてnoteに記事を書きました。これからは以前Qiitaに書いてた記事の書き直しや下書きになっている記事を完成させる等して、少しずつnoteに書いていこうと思っています。次回は8月後半以降になるかもしれませんが…。だけど次のテーマは全画面スクショの撮り方について書こうかと思っています。また、テスト以外の、自分の好きな音楽やお酒やデンマーク等についての記事も書くかもしれません。

noteに書こうと思ったのはJaSST Online Cloverのおかげかもしれません…。ちょっとやってみるかを続けてみようっと。


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