「好きこそ物の上手なれ」

もしも、もしも叶うのなら、

僕は

2Dデザイナーになりたい

理由は単純、精神的に弱り限界を迎え、突然学校へ通えなくなった頃。様々なアニメ、ゲームの世界に救われた。友人も頼れる人間すらもいない僕には救世主だった。そんな世界のキャラクターに恩返しがしたい。そして、僕自身もそのような世界を画面の向こう側の人々へ届けたい。これからの社会を生きていく子供たちの背中を押してあげたい。辛い時の支えになりたいと思った。

まぁでも、一番の理由は「自分の好きな次元に囲まれていれば精神的に楽なのではないか」と自分の心の環境のためでもある。
彼らが居てくれたから、二次元界の存在があったから、僕は今こうして息をして生きているのも事実である。

もちろんこの業界を目指すのは簡単ではない。
技術力や発想力、製作時間など色々なスキル、実技力が求められる狭き門の世界だ。相当な努力と根性、追求心、粘り強さ、メンタルや体力など身につけることや元の素質など様々がある。

しかし、僕は生まれて初めて持った自分の「なりたい!」という感情を、抱いたその「好き」を大切にしたい、信じたいのだ。

そのために今まで出来ないと決めつけて触れてこなかったデッサンに、人一倍の努力を日々積もうと決めた。また、頭の中で止まっていた創作や物語を外に出す表現力をつける挑戦をしようと決めた。

だが、決意というのはいくら誓っても揺らぐもので、いくらやろうと決心しその進路へと進学しようとしているが、やはり初めて自分を信じて進むため恐怖はある。
「やっぱり自信ないかも」「やっぱり無理ではないのだろうか」とマイナスな感情に飲み込まれそうになり、怖気づきそうな日もある。

昔から僕は出来っこない、夢など叶うはずがない、と決めつけ新しい先も分からぬ変化を恐れ石橋を叩いただけで渡らず逃げていた。
だが、今回は違う、また戻ってくる。

「やりたい」「なりたい」「叶えたい」

と思うのだ。

この二次元界、どんなに辛くても乗り越え、トラウマや恐怖に立ち向かい、結果はどうあれ勝ち取ろうとする彼らの世界に後押しされて、僕だって!と気持ちが這い上がるのだ。

やっぱり二次元界が好き。そう思うと彼らのように壁にぶち当たろうと打ち砕ける前にこちら側から打ち砕いてやろうじゃないかという精神と意気込みで破壊しようと思えた。

もう昔のように弱いままの自分ではない。
教育ローンを出してまで僕が決めた道なんだ。
石橋を叩きすぎてはいつも渡れず逃げる昔の自分とはもう違う。
今も恐怖心や不安を抱く事に変わりはないが、一つの挑戦だと、石橋を叩いても渡ってみようと、そう思えるようになったんだ。

僕は変わりたい、

そのためにも努力をして夢である2Dデザイナーになるのだ。そしていつか頭の中にある物語を漫画にするんだ。

夢を掴むことは簡単ではない。
誰もが諦めそうになったり、捨てて別の道へ歩んだりする。

夢は血を流しながら這い上がり掴むからこそ輝かしい「夢」という称号名を付けられるのかなと思った。

僕はその夢の獲得のために、なるために、叶えるために、初めて人間のように掴みたい夢を持てたこの夢に喜んで血の汗を流そう。


このnoteの投稿は、僕の決意表明の宣言でもある。自分を信じ頑張ってみたい。どんなに使えない人間であろうと、好きがあれば強いのだとクソな自分に自信を持ちたい。


「好きこそ物の上手なれ」


もし叶うのなら、

自分の思う、自分自身の行為に誇りをもち自信に溢れた人になりたい。
自分の信じた道を貫きたい。


僕はゲームやアニメ企業に関わる会社で「2Dデザイナー」として夢を作り与える仕事がしたい。

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