夜の吐息

僕の住まいのゴミ捨て場は、夜中21時以降に先取り捨てができる。いつもは父にまかせっきりだったので今日は僕が率先してごみ捨てに行った。

朝のごみ捨てのように多くの人とすれ違ったり、周りの目があったりすることはないから気にしなくていいかとノーマスクで外に出た。
コロナが流行り出してマスクを一斉に義務のようにつけ始めてから三年程マスク越しの空気しか吸ってこなかったためとても新鮮で懐かし感じがした。コロナになる前の家の外のにおい、自分の住んでいる町のにおい。気にしたことのなかった地元の空気になんだか感動してしまった。

当たり前に空気を吸って生まれ育った地で育ってきた。ある日突然失う当たり前。
当たり前のありがたさ、尊さ。些細な幸せ。気づかなかったことにコロナで遮断されたからこそ見つられる。

マスクのない世界は、どこか息がしやすいようにも感じた。物理的なマスクがないから苦しくないというのもあるが、マスクで顔を覆うと自分を隠すような更に萎縮する感覚があった。マスクがないだけで自分の仮面がはがれたようなそんな感覚に落ちた。
しっかりと深呼吸ができて少しでも落ち着ける感じがあった。

この先もコロナ以外にインフルの時期やこれからやってくる花粉の時期だったりとマスクをする季節はやってくるが、マスクの付け外しが早く自由になるといいなと思った。



今回も文がぐちゃぐちゃだ💦

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