作詞/詩 「雪溶け」
「雪溶け」
朝が冷たくなったねと 抜け出せない眠りの中
次は何て言う?と 遅刻の言い訳探すのです
時々確かめるように私をかたどる
その掌が愛おしい
横で覚めていく瞼を見れた方がキスする係
あなたは寝たフリ 私は見ぬフリ
顔の端が笑ってく
息に色がつく季節 二度寝と寝返りばかりで
昨日ドアの外で集めた冬は溶けてしまったね
真夜中逃げ出した私が残したシワを
たぐり寄せては目を開ける
夢に落ちていく様子を触れた肌で交換しよう
あなたを枕に 私を布団に
息の音が変わってく
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