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【年下彼氏】なれそめ③

投稿してないけど、なれそめは最後まで書き終わったんだ。
2年前の今頃、わたしは彼への恋心を自覚したんだよな。
そんなことを思い出して、当時のラインを読み返したりしてたら、いっぱい甘やかしてほしい気持ちになってるけど、イチゴさんは今日も夕食を終えたあと、わたしが片づけをしてお布団に行ったらもう寝ていた。笑

生理痛が酷くて、ただの生理痛ならよいけど、子宮筋腫のこととか、貧血が酷いこととか考えるとちょっと気が滅入るから、
本当はちょっと甘やかしてほしいのになあ。
さりげなくアピってみたけど、こういうのはハッキリ言わなきゃ伝わらない人なのだ。

先週の日曜日、寝っ転がってるわたしの上にのっかって、
🍓「世界一すき」
🍓「俺にとっては世界一かわいい」
🌸「具体的にー。」
🍓「鼻も目も口も耳も、ちっちゃなおっぱいも」
🍓「今日もあまえんぼでかわいいね」
ってやってた。
あれ、もっかいやってくんないかな。笑
↑多分これもイチゴさん的には考えがあって言ってたことだけど、、、
今日の分は長いので、そろそろなれそめに行きます。笑


イチゴとサクラのなれそめ③

↓前回

↓登場人物おさらい
K→バイト先のバイト。40代半ば。当時の本職はバーの雇われ店長。女たらしだが、強要はしない。かまちょ。歌はうまい。

Mちゃん→Kの不倫相手。都会から田舎にお嫁に来たビッチ()かなりクセの強い性格をしている。サクラの顔が大好き。

Sちゃん→イチゴさんの1個下。NANAとか好きそう。マキシマムザホルモン好き。Kのバーでバイトをしている。わたしの行きつけの歯医者の受付もやってた。笑

イチゴ「サクラちゃん(の顔レベルは俺的に)上の下」
サクラ「(親しく付き合う人は)頭のいいひとじゃなきゃ無理」

戯れにそんなやり取りをしたのは2020年の春先だったと思う。
それぞれ別々の日にね。
詳細は前回までのなれそめ参照だけども、たぶんお互いにとってそんなに嫌な相手でもないってことを伝えたかっただけだった気がする。

相変わらず、わたしはMちゃんと遊んだり(そのあとKに引き渡すためにね)イチゴさんにオゴられてお返しに煙草を投げつけたりしていた。
そういやこの頃、煙草を投げるのにも飽きてきて、イチゴさんの好物のミルクゼリーをあげたこともあったなあ。
わたしは夏になると自分がいっぱい食べるために、あと当時は実家に居て、そこには姪っ子たちも暮らしていたので、その子らのおやつ用にするためにもミルクゼリーを作っておくわけよ。
たぶん一緒にコンビニかどこかへ行ったとき、イチゴさんがコンビニのミルクゼリーを見て、「これ好きなのにコンビニのは甘すぎて食べられないんだよね」ということを言っていたのを覚えていたわたしは、
Kとイチゴさんとわたしの3人でいるときに、
「そういや、Kさんとイチゴくんと、どっちかミルクゼリーが好きだって言ってなかった?」
とか言った。笑
イチゴくんが該当するのは覚えていたし、うーん……別にこの時も恋愛感情があったわけではなく、単純に仲の良い友達の好物を作ったから食べるかい?という感覚だった気がする。ただ、最初から「イチゴくんの好物だよね、君のために作ったよ」とは思われたくなかったというか。
何個食べる?ってきいたら、「あるだけ❤」とか言ってたイチゴさん。
わたしの家まで取りにきて、ご機嫌で持って帰ってたわね。
「あんまり甘くなくて美味しい❤❤」
とか言ってて、このころからイチゴさんの中で「サクラちゃんの作るものは美味しい」というインプットがなされたのかもしれない。


2020年6月、Kの誕生日を祝おうということになって、Kとイチゴさん、わたしと、Mちゃんで食事に行くことになった。まあ、Kの思惑としては当然Mちゃんと一緒に過ごしたいわけで、適度なところで消えてくれると嬉しいというのはKの顔に書いてあった。

わたしとイチゴさんの家が近所なのはみんな知ってるので、わたしは適度なところでイチゴさんに送ってもらうから~とか言って消える気でいた。

たぶんKの予定としては、食事、カラオケの後ぐらいでMちゃんと二人きりになりたかったのかな?という感じだったんだけど、食事のすぐあとでイチゴさんがもう帰ると言い出して。
おや、と思ってわたしも合わせて、じゃーイチゴくんに送ってもらうねっていって、K&Mちゃんと別れた。

イチゴさんもわたしと同じように、二人のアリバイ工作に使われていたわけだけど、この時期からイチゴさんははっきりと、Mちゃんに対しての嫌悪感を示すようになっていた。
顔も性格も、イチゴさんの好みではなかったからなあ。というか、イチゴさんが一緒に遊んで楽しかったのは女ったらしクソヤローなKであって、Mちゃんに一途になってしまったのが面白くなかったのもあるのかな?とは思ってた。

話は戻って、Kの誕生日、K&Mちゃんと別れたイチゴさんとわたし。
帰ると言ってるから帰るんだろうなと思ってたら、
🍓「カラオケいこ!」
・・・え?w
🍓「このまま(Mちゃんにモヤモヤしたまま)帰りたくない!」
だそーで。
サクラさん、男の子と2人きりでカラオケに行ったのは、、、高校生の時の彼氏以来だったんじゃないか?笑
とことん恋愛に興味もなかったし、恋をする気もなかったので、そういうことにならないように動いていたからね。
この時も、イチゴさんがわたしを恋愛対象としては見ていないということがわたしを安心させた。
なので2人でカラオケに行って、しばらくはMちゃんの愚痴が止まらないイチゴさん。
それがひとしきり収まると……。

わたしには、10代のころからずっと今も大好きなアーティストがいる。当時は一世を風靡したけど、このところは……まあ、活動してるのをファンは知ってるけど、地上波なんかには出る機会も減ったので、世間的には「懐かしい」とか言われちゃうんじゃないかなという感じ。当然、イチゴさんが知ってるとも思わなかったんだけど。
イチゴさんは、自分もそのアーティストが好きだからその人たちの曲を歌ってほしいという。
長年のファンであるわたしは全曲知ってるわけだけど……
イチゴさんが大量に予約をした曲たちは、……何ていうんだろう、ちょーマイナー曲というか、B面とかアルバム曲とか、よほど好きじゃないと知らないんじゃない?というような曲たちで。わたしだってカラオケで歌うのは初めてだよ?!とか言いたくなるような曲ばかりだった。
思わず予約画面を写真にとって、同じアーティスト好きな友達に送ったもん。こんなのリクエストされたんだよって。友達もびっくりしてた。笑
わたしもびっくりした。まさか13才も年下のイチゴさんが彼らを好きとは思ってなかったし。こんなマイナー曲ばかりをリクエストして喜ばれたら、例えば、わたしに話を合わせるために好きだと言ってるとも考えられなかったし。
曰く、大学生のころ、流行り曲の代わりにそのアーティストを聞いてたんだって。
本当にびっくりだった。こんな共通点があるなんて思わなくて。
2時間ぐらいかな。歌い終わるころには、イチゴさんは「はー!すっきりした!」って言ってた。ほぼ歌ってたのはわたしなんだけどな……。笑

2020年夏ぐらい。
イチゴさんに「マカロンが食べたい」とか言われて、わたしはスルースキルを発動して「来年の誕生日に覚えてたらね」って言った。イチゴさんの誕生日は3月だから、半年以上先だもんね。
「遠すぎてびびった」というイチゴさん。
わたしはスルースキルを発動してたんだよなあ。そういう、推し活に関係ない他人からの欲求を基本的にスルーする癖がついてたのかもしれないけど、まだ自分にとってイチゴさんは「別にどうでもいい人」というか、「関係の進展を望まない人」だったんだろう。

そしてこのころ、Kは不倫を理由に雇われ店長をやってたバーをクビになって、わたしと同じバイト先だったお店に就職をした。
わたしもわたしで、それより少し前に、メインでやってた仕事をやめてバイト先に本採用になっていた。がっつりKと同僚になっちゃったってことね。
いつも行っていたバーは、Kがいなくなると、一気に行く気がなくなっちゃった。イチゴさんと1回ぐらい行った気がするけど、空気も違うし、細かい気遣いもないし、たぶんKはわたしのような馴染みには、適度に飲み放題時間を良い感じに調節したりしてくれてたんだろうけど、それもなくなって、全然違うお店だなって感じで。
わたしやイチゴさんは、わたしのバイト先、もとい勤め先の飲食店の近所にあるLというお店に行くようになった。お店をやってるのは、なれそめ①に出てきた人狼メンバーのひとり。

そうだ、人狼ゲームもこのころ、第3回かな?が開催されていた。
第2回のことを書かなかったのは、イチゴさんも来る予定だったのに前日、別の場所で飲みすぎて二日酔いで死んでいて来なかったから。笑
その頃にはすっかりおなじみのメンバーとも仲良くっていたんだけど、この第3回で、
わたしが狂人、イチゴさんが人狼というターンがあって、わたしは占い師のフリをしてイチゴさんに白出し(この人は村人だよ!宣言)をした……。
人狼ゲームわからない人はわからないよねゴメンね。この「白出し」は狂人としての役割ではかなりファインプレーなんだけど(人狼に自分が狂人であることを伝えられるから)、イチゴさんが態度で人狼だとバレて、イチゴさんに「白出し」をしたわたしも芋づる式に吊られて、二人して早々に退場ということがあった。
ちょうど煙草が切れたので、ゲームが終わるまでコンビニに行ってくるというイチゴさん。わたしも煙草が切れそうだったので、一緒に買いに行く?ってなって。
車の中でイチゴさんが
🍓「おれ、もう人狼ゲームだめかも。なんか、サクラちゃんとかKさんとか仲良い人は普段の様子とか見る気になるけど、他の人に対しては興味を持てない」
というようなことを言っていた。
わたしは、年上ぶって
「人を知るのに、その人に好意や興味を持つのは必要ではないよね」って。
「こんな人もいるって人間観察だと思えばいいんじゃない?」とか、そんなことを言った。

このころには、恋愛対象ではないけれど、大事だと思える友達、くらいにはなっていたように思う。

そんな時、わたしは職場でKとモメた。
モメたというか、Kが要らんことを言ってわたしの地雷を踏み抜き、わたしが「もうコイツとは話したくない」となった。
職場でも必要なこと以外は一切話さなかった。
もうMちゃんとのことを手伝う気にもなれなくて、Kとカラオケや食事に行くこともないなと思ったら、ああ、イチゴさんと遊ぶこともなくなるなって思った。

イチゴさんは、あくまでKと遊ぶついでにわたしとも遊んでいると思っていたからね。

これで最後って思って、ガトーショコラを焼いて、イチゴさんに取りにきてーって連絡して。わたしのカバンの中に残っていた、イチゴさんの煙草もまとめて全部渡した。
渡すときに、これで最後かあって、もうイチゴさんと遊ぶこともなくなるのかなって思ったら少し悲しかった。
渡して、見送ってから、「もうKと話したくもないから遊ぶこともないと思う」ということを、イチゴさんにラインした。
「りょーかい!」的な感じできて、ずいぶん軽いなあって。
もう遊ぶこともないんだよ、、、って思ってたのに、ものの3日後ぐらいかな。

🍓『カラオケいこー!』
🌸『え、わたしはKさんと遊びたくないよ』
🍓『だから、Kさんは誘わないでさ』

びっっっっっっくりした。
「イチゴさんは、あくまでKと遊ぶついでにわたしとも遊んでいると思っていた」
・・・のは、わたしだけだったようだった。笑

これが2020年の8月ぐらいだったかな。
このころから、Kを介さないでイチゴさんから直接お誘いが来るようになった。

わたしは相変わらず、ヲタ活第一!って生活をしていて、
観劇にちょっと遠出してたりするんだけど、イチゴさんから
🍓『暇ですね』
ってラインが来るの。笑
🌸『わたしは暇じゃないよ?観劇中。笑』
🍓『あら。いつ帰ってくるの?』
🌸『今日の夜には』
🍓『じゃあ、L(職場近くのお店)に居るから来て』
みたいな。

わたしは基本的にラインも返信無精なので、とりとめのないやりとり、みたいなものは苦手だ。
用事のある話や、二次元つながりの友達と延々萌え話をしてるところにしか返信はしないので、イチゴさんに対しても、連絡が来たら返すという程度だった。
断ることは少なくなってたけどね。

結局、マカロンも作ってあげた。
前にイチゴさんがマカロンを食べたいといった時はスルーしたんだけど、そういやわたし、マカロンって作ったことなかったなーって思って。
イチゴさんがどうこうというより、作ったことないお菓子を作ってみたいって気持ちのほうが大きかったような気もする。
仕事が終わって帰宅してから作り始めたら夜中の12時ぐらいになっちゃって、それでもイチゴさんは起きてて、できたよーって言ったら取りに来た。
わたしは、マカロンを食べたこともなければ作ったこともなかったので、
「これはマカロン?」って言いながら渡したら、「合ってる。マカロンだ。わーい🎵」って言いながら30個ほど作ったマカロンを抱えて帰っていった。笑

今にして思えば、イチゴさんが平日に12時まで起きてるなんて快挙なんだよね。
わたしはこのころ、この子は夜型人間で睡眠時間も自分ほどじゃなくても短いほうなんだと思ってた。
平日に夜中の2時3時まで飲んでることもあったし、12時とかにラインしても返信は来るしね。

職場先近くのLで一緒に飲む時は、わたしたちはよくカードゲームをして遊んでいた。
テキサスポーカーとか、アプリで花札とか。
テキサスポーカーは、イチゴさんがいつもアプリで遊んでいて、ルールを教えてもらったんだけど、いつもわたしが勝っちゃうの。笑

わたしの地雷を踏み抜いてガン無視をくらっていたKは、わたしに平身低頭ゴメンナサイして、わたしも許すことにした。
それでまた、たまにKとイチゴさん、わたしと、同じ職場の女の子とかといっしょに食事に行ったりってことがあった。
その、同じ職場の女の子も可愛いんだけどさ。食事に行くとKとイチゴさんは、周りの席の女の子たちを品定めしては、
「ブスばっか」
「どう考えてもこの店の中で一番激熱なのはサクラちゃん」
みたいな話をヒソヒソしているの。本当にどうしようもねえクソヤロー共でしょ。笑

わたしは別にこの人たちと恋をしたいわけじゃないから、一緒にいて楽しければいいわけで・・・。笑
だから、このころの認識としては、面食いなイチゴさんはお酒を飲む時に、綺麗なオネーチャンが隣に居ればいいんだろうということだった。
頻繁にわたしを誘うのは、ひとりで飲むより綺麗な女の人が視界に入ってたほうがいいからだろうな、って。
わたしも、ひとつ前のエピソードに書いたけど、誰かと喋ってるほうが作業は進んだりするから、他に用事がないときは付き合ったりしてた。

この感じは9月になるとさらに加速して、
イチゴさんは頻繁にわたし&Kの職場の飲食店に顔を出すようになった。
昼間は職場の人とごはんを食べにきて、夜はKとおしゃべりをしにカウンターに来て、一杯飲んで(いんしゅうんてんで・・・コソ)帰る、みたいな。
いつもはKに送ってもらっていたわたしだったけど、イチゴさんが来た時はイチゴさんが閉店まで待ってて送ってくれる、というようなことも増えた。
Kが休みの日に来ることもあった。

(書き添えておくと、お付き合いをするようになってからは、わたしを乗せての(もちろん一人でも)飲酒運転は一切しなくなりました。関係ない誰かを傷つける前に気づいてくれて本当に良かった。)

そしてイチゴさんはよく充電を切らすから、わたしは自分はandroidなのにイチゴさんのためにiPhone用の充電コネクタを持って歩くようになったわけ。
わたしが煙草を切らすことがあったから、イチゴさんの車にはわたしの煙草があったし、わたしのカバンにはまだ「オゴられて投げつける用」のイチゴさんの煙草が入ってた。お菓子で返すことのほうが多くなってたのにね。
お店に食事に来たイチゴさんが、これからKと遊びに行く(わたしはヲタ活が忙しくて断るときもあった)時に、
🍓「あ、煙草ないや。サクラちゃん俺の煙草持ってる?」
🌸「あるよー」
なんてこともあった。今から考えると、おかしな話だ。笑


9月の半ば、
割愛してきたけどKとMちゃんについては次第に激しく泥沼化していて、わたしもちょっと辟易していた。
ある日、職場の同僚とわたし、イチゴさんの3人でカラオケに行って楽しく過ごした帰り道、わたしを家に送ってイチゴさんは「また明日ね」と言った。たぶん特に深い意味もなかったんだろう。
翌日、出勤したらKが、今日はMちゃんとカラオケに行きたいからわたしにも一緒に来てほしいと言う。Mちゃんは、わたしが居ないと来ないとか言ってるとかなんとか……でも、さすがに気が重くて、嫌だなあって思ってた。
で、イチゴさんにライン。
🌸『……ってことなんだけど、正直行きたくない💦』
🍓『俺と約束してることにすれば?』
🌸『そういや昨日、また明日、って言ったよね?』
🍓『言った。笑』
🌸『あー、先約あったわ、よかった~!』
って。笑

Kに、ごめん先約があったわと言って、なんやかんや文句を言われつつ一日仕事をして。
仕事が終わるころにイチゴさんに連絡したけど返信がなくて、
あ、実際に遊ぼうってことじゃなくて、約束があったってことにして断ればって意味だったのかな?
ってちょっと恥ずかしくなった。笑
ただ、ひとりで歩いて帰ってるところをKに見られると厄介なので、
「L(職場近くのバー)に居るから、ゴメンけど迎えに来て」
という連絡をした。
んでLに行って一人で飲んでたら、30分ぐらいしてイチゴさんがやってきて、
「ごめん、ラインの通知に気づかなかった」
という。ゲームをしていたらしい。
すぐ帰ると思ったら、ちょっと飲んでいくというイチゴさん。平日ですけどー??笑

いつもイチゴさんと飲む時は、わたしは自分の作業を優先していることがほとんどだったけど、この日に関しては、
わたしの都合で、わたしがK&Mちゃんのお誘いを断るためにイチゴさんに付き合って貰ってるわけだから、ちゃんと話し相手をしようと思って作業用のお絵描き用のタブレットをそっと仕舞った。
お絵描きしりとりをしたり、花札をしたりポーカーをしたりしながら飲んでて、すっごく楽しかった。
ちょっと飲んでいくはずが、気づけば夜中の3時ぐらいになっていた。
したらさ、いきなり、そこにKが来たんだよ~!!びっくり!
イチゴさんは深酒する時は、このお店のすぐ近くにあるわたしの職場の駐車場に車を置きっぱなしにして帰ることが多かったんだけど、Kは、Mちゃんを送ったあと付近を徘徊していたらイチゴさんの車があったからもしかして、って顔を出した、、、って。
すっかり興ざめで、帰るかーってなって、わたしとイチゴさんは帰路についた。
わたしは飲食店勤務になってたから9時とかに起きればいいけど、イチゴさんは普通の会社員だから7時とかには起きなきゃいけないのに、もう時間も午前4時とかで。
さすがに罪悪感を感じて、モーニングコールするねって言った。
イチゴさんは「こんなに楽しいのは久しぶりだったのに、なんでKさんが来るんだよ~」ってことに文句を言っていた。
それから、「帰ってクマちゃん(ダッフィーのぬいぐるみね)抱っこして寝る」って言った。そのクマちゃん、が、一瞬「サクラちゃん」に聞こえてドキッとした。(実際には二文字なので……笑)


いちごさんにコクられるまであと10日。



もうちょっと続きます。

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