エンディングノート

エンディングノートって知ってますか?

自分が死んでしまった後のことを、色々と家族に伝える為のノートです。(葬式は誰と誰を呼んで、とか、預金通帳がどこどこで、とか。)

死んだ後のことなんかどうでも良いわと思う人もいるかとは思いますが(私もどちらかというとそっち側です)、生きているうちにあらかじめ伝えておくことで、自分の意向が伝わりやすいとか、そういうことらしいです。

自分の死に向けて、やり残したことが無いようにしておく、という意味もあるかと思います。

そのエンディングノートを題材にした映画が、
こちらになります。

https://www.google.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/movie/56519/

ちゃんと引用できてる?今日スマホから書いてるので、なってなかったら後で直しますね。

監督の父親がガン宣告されてから、死に至るまでの過程を追うドキュメンタリー映画になっています。
これ、身近な人が死んだことがある人なら、泣かざるをえないぐらいしんどい映画でした。

確か大学か大学院の授業で、死について考える、みたいな内容だったかと思うんですが、そこでこの映画を見てレポート提出、という課題が出されたのが、この映画との初めての出会いだったかと思います。

自分が死ぬと分かってからどうするか、というところには、自分のこれまでの人生が強く反映されるんだな、と思います。

発達領域の先生、エリクソンの理論では、
各年齢に応じた発達課題があるとしておりますが、
最後の発達課題として、「統合vs絶望」が挙げられております。

これまでの人生を振り返って良い人生だったな、と思えるか、または振り返って何をしてきたんやわしは…と絶望するか、ということみたいです。

この映画では、最後にお父さんが「ありがとう」っていうシーンがあるんですが、本当に良いです。
これこそが「統合」だな、と心から思いました。
歩いてきた道に満足していないと、周りに感謝はきっとできないだろうなと思うので。

自分も最後絶対に、ありがとうって言って死ねるような人生にしたいな、と今書きながら改めて思います。

思いますけど…自分はまだまだ全然死にたくないので余命宣告、今もしされたら絶対暴れまわってしまうだろうな。

キューブラーロスの理論では、死の受容モデルとして、否認→怒り→取り引き→抑うつ→受容 の段階が挙げられていますが、ぼく死ぬギリギリまで、怒りの段階にとどまっていそうです。今言われたら。

最近、これまでだと芸能人の訃報を聞いても知らない芸人さんだったりしてたのが、徐々に知ってる人になってきて、ああ自分にも順番が近づいてきてるなというのを感じて、本当にやり残したことないようにしたいな、と心から思います。

好きな映画を紹介するつもりが、死について考える感じになってしまいましたが、ぜひ見て欲しい映画です。授業で見た後、DVDを購入して持ってるので、
言ってくれたら貸します。笑

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