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アレルギーじいさん放浪記 その1

「再開後の構想など」で触れておきましたように、以前のアレ日誌を整理してから新しい記事を投稿しようと考えていたのですが、緊急事態の発生により、残しておいた方が良いだろうと、記事にすることにしました。
古い記事は品物が低品質化して無効になっている物も多く、公開したままにしておくのは不本意なのですが、整理が追いつきません。
新旧の混乱を防ぐためにも旧版は早期に処理したいと思います。

新規の投稿の名称は「アレルギーじいさん放浪記」、略して「ア放記」としてみます。ひどいアレルギーのじいさんが、体に悪くない物を探して右往左往する、といったところです。
阿呆が記すア放記という事で、変わった事態が起こった場合に必要に応じて投稿します。月一回程度、同様な問題で困っている方の参考になるような事を書ければ、と思っています。
今後とも、どうぞよろしく。



・石ケン

馬油は ok の物が多いです

事の発端は、近隣で使用できる石ケンが購入できなくなってしまったこと。もうすぐ使用中の最後の物はなくなりそう。
新品の石ケンを、と買いに行った所どこにも売っていません。後継品に変わってしまい、品質が低下して NG になってしまいました。
最近はこのパターンばかりです。
さあ、困った。何か使える物がないかと、近隣のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど10ヶ所ほどを廻ったものの収穫はありませんでした。

デパートの高級品を買う必要があるかと悩んでいましたが、ネット上でいろいろ探した結果、それらしい高くない物が見つかりました。
直接の石ケンの情報ではなかったのですが、その会社の製品を取り扱っているドラッグストアーが遠出をいとわなければありました。もしかしたら、石ケンも有るかも知れない。と探しに行くことにしました。

歩いて片道50分コース。十分な暑さ対策が必要です。
多分、使用できる物があるだろうと14Sでは出ています。

14Sについては「14says book」で説明してあります。(整理前なので、現時点のものは文字がほとんど太字になっています。当時はまだ太字でないと文字が良く見えない状態でした。整理時には通常に訂正します。)

まだ早めに出発して、それほど暑くない開店時間近くに訪問。
想定していた品は無かったのですが、想定外の ok を発見しました。
しかし棚には2個入りの包みが3包だけ。そのうち2包が NG。

えーどういうこと? 何で? 石ケンて使用期限とかあったっけ?

目を凝らして見ると、ok の物一つだけロット番号が違います。

これか…。

原因が原材料の変化か、輸送・保管状態の不備かは判りませんが、
案外よくある要注意のパターンです。

やれやれ。やっと安心してお風呂に入れる。
とりあえず2個ゲットできたので、早期に系列店舗で確認するか、
他の使用できる物を探しておかないといけません。


・平飼い卵

見沼の平飼い卵

せっかく遠くまで行ったので、石ケンを購入したドラックストアの近くにある卵屋さんへ行きました。
ここは長年、焙煎した豆を届けてもらっているコーヒー屋さんの友人がやっています。

スーパーの卵に比べれば当然高いのですが、
スーパーの卵は食べられる物に出会う確率は年に数回。
この頃は安全な確率の高いウズラの卵で代用する事が多いです。
どうしても卵が欲しい時には確実な店を見つけておくと安心です。
高価といっても、卵を添え物ではなく料理の一品とすれば、こんなものです。

「この暑さだと鶏たちも大変でしょ?」と聞くと、
「平飼いだから勝手に涼しい場所を探して移動しています。ケージ飼いは上の鶏は暑くて弱ってしまうでしょう。」とのことでした。
猫と一緒だねぇ。
卵や牛乳など動物由来の物は、暑さ寒さ台風地震などで動物が体調を崩していれば、製品も品質が劣化するので注意が必要です。

もし、訪れてみようという方がいらっしゃる場合には、
ネット上では日曜休みと古い情報になっている場合が多く、
正しくは「月曜休み」です。ご注意をお願いします。


・カステラサンド

割とどこにでもあります。

次は駅近くのスーパーでカステラサンドを購入しました。
これは、ここひと月ぐらい前に、いつも食べていた黒コッペが NG になり、近くに並んでいて ok だったのを見つけた物です。
以前気付いてないので NG だった物が最近 ok になったらしく、珍しいパターンです。

確かに、この前一瞬、円高傾向になったときに ok になった物がいくつかありました。


・ドクターペッパー

さて、まだ家まで30分ほどあります。
トコトコ歩いて帰るのに暑いので、自動販売機で缶のドクターペッパーを購入して飲みながら帰ります。ほぼ人とすれ違うことはないので人目は気にしません。今は1本150円、高くなりました。

なかなか信じてもらえません。

よく「ドクターペッパーこそ香料の塊なんじゃないの?」と言われますが、
現時点で私の飲める清涼飲料水はこれだけです。
しかもペットボトルは NG、多分工場が違う、原液の希釈に使う水が異なるなどが原因でしょう。
以前はコカ・コーラがしばらく ok だったのですが、3年前の正月から NG に変わりました。ドクターペッパーより安く売られていることが多いので割安だったのですが残念です。
コカ・コーラが ok だった時にも、容器の種類により ok と NG があり複雑でした。

「○○が良い」なんてのは大嘘です、このように同じ会社の同じ製品でも ok と NG があります。
どういう「○○が良い」のか条件の提示されない説明は、まやかしでしかありません。

今使っているケチャップも300gは ok なのですが、割安なより大きい容器は NG です。
現在食べられるシューマイも6個入りは ok なのに、割安な10個入りは NG です。


・キャンペーンの闇

キャンペーン中というのも品質が低下していることが多いので要注意です。
キャンペーンでパッケージの外におまけの小袋が付いている様な物は、本体が ok でもおまけ部分が NG というのがよくあります。増量中という物は全体が劣化していることが多いです。

キャンペーンなんかやらないでくれよ。

近所のベーカリーを利用していた時も、週に一度、金券をくれる店とか安売りをする店がありましたが、この時はほぼ品質が低下しています。
廃棄間際の古い材料で作っているのでしょう。

要するにキャンペーンとは、劣化している原材料の有効処分のためのものなのです。
本来言われる商品の認知度を上げるためのものであれば、定番となっている商品はキャンペーンをする必要はないはずです。
注意してよくキャンペーンを行っている商品を見ていれば、原材料の保持期限が短かいなど、供給の平準化のし難い物であろうことが想像できます。

スーパーのお惣菜の「○円引き」なども、時間がたって劣化してくるのが分かっているからやっているのです。余程、健康に自信のある方以外は控えた方が無難です。


・外国産香料

ドクターペッパーの話が出たのでついでに…。
ドクターペッパーやコカ・コーラが飲める確率が高い、ということを私も常々疑問に思っていたのですが、最近やっと納得がいきました。

香料の問題らしいのです。

今年になって、台所洗剤も長い間使っていた物が NG になりました。手の荒れがひどいのです。ハンドクリームとかを使おうか、とも思いましたが、これもまた良い物がない。
一度 ok かなと購入したハンドクリームは、開封すると2週間で劣化していて、気付かずに使ってしまい大変なことになりました。
発疹が半年ほど消えませんでした。それも手ではなく肘に出たのです。
現在、必要な場合には馬油のハンドクリームを使っていますが、特にチューブ式の容器は早期の劣化に注意が必要です。

あまり使わないのに、美容院でいつもくれるのでたまってしまいます。

私は店先の消毒用アルコールも使ったことがありませんし、マスクも直にすると唇の内側が腫れてしまうので、間にペーパータオルをかましていました。当然、ワク○○など打てるはずもありません。

そんなこんなで、いろいろ探した挙げ句、ドイツ製の台所洗剤に落ち着きました。

アロエの香り

通常の物と比べるとかなり高価に感じるのですが、使ってみると粘性が高いので使用量が少なくて済み、使用後の手もつるつるになるのでクリームが要りません。粘性が高いので、一度カラになった瓶に水を入れて振ると、通常の安い台所洗剤1本分とほぼ同様の使い出があります。夏場は粘性が落ちるので使い過ぎ、出し過ぎに注意します。

よく考えてみると、歯磨き粉も使える物はドイツ製しかないのです。国産の歯磨き粉、マウスウオッシュなどは、ほぼ使えません。

通常用ではないのが難点

これらから推測してみると、どうも国産の香料がほぼ NG ということらしいのです。何かの安全基準が異なるのでしょう。

日本の香料会社が新製品を開発すると、飲料メーカーに関係なく一斉に新製品が販売されます。ナシとかウメとかマスカットとか…。これらは皆 NG の場合が多いのです。

以前から「〇○風味」が要注意、とは感じていました。
高級品か、もしくは風味もない安物の方が安全なのです。

夏場に欠かせないアイス類では、ラクトアイス「北海道バニラアイス」の香料が一番安全です。

YouTubeでひどい言われようです。

香料がきつくないので、コーヒーに入れてコーヒーフロートにすると絶品です。外で飲んだら1000円はしてしまうな、と考えています。

日本産のアイスクリーム類は、ニュージーランド産を日本で溶かして、砂糖と香料をぶち込んで、再び固めただけだと思います。プロセスチーズのような物です。
以前は大箱のニュージーランド産のアイスクリームがそのまま売られていたのですが、「毒入りギョーザ事件」による「国産神話」の形成で駆逐されてしまいました。
ニュージーランドは国策で酪農をやっているので、悪い物を外国に出せる訳がないのです。


・「毒入りギョーザ事件」への疑問

「毒入りギョーザ事件」はやらせだったと思っています。

あのマスコミの異常な騒ぎ方。

「中国産が要注意」というだけなら判りますが、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなど、すべての外国が悪いような論調になっていきました。

例によって話のすり替えです。明らかにおかしい。

メタミドホスなんて加水分解で独特の臭いを生じ、目に刺激性があるという農薬なのに、水を入れてギョーザをフライパンで焼き、薬品臭に気が付かないの? 冷めたって口に入れれば判るでしょうに?

輸入元が「ジェイティフーズ(JT Foods)」。
国(財務省・農林水産省)→(専売公社→)日本たばこ産業(JT)→ジェイティフーズ。役者は揃っています。つながりは明確です。

多くの在庫を抱えていた、多肥料・多農薬の農産物を処理するための計画だったのでしょう。「国産」を前面に出して販売されている物には、「国産」以外何も差別化できるものがないのですから。
「国産」押し、には気を付けてください。

最初投稿しようとしたときに「毒入りギョーザ事件」がハッシュタグにできないので驚いてしまいました。この一文だけ追加して再投稿です。


・円安

円安だと景気が良い。などと言っている経済評論家がいますが、
食品の安全も守れないレベルの円安ってどうなの? って話です。
移民問題だって、円安じゃ仕送りが割に合わないから、一族郎党やってきてしまうのです。以前は出稼ぎ労働者で済んでいた話です。
劣悪観光客の問題も同じです。


近頃、地元を騒がせている話も、歴史を踏まえて投稿する予定です。
ネット上の言論は、どれもお門違いなので困ったものです。


早く円安が収まってくれないかな?


お読みいただき、ありがとうございました。



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