アラフォーシンママと就活生

雨が降る明け方、夢をみました。
大学で講義を受けている夢。
てっきり大学生に戻っているのだと思っていたのですが、
現時点(アラフォー)で週末講義を受けている設定でした。

授業を受けていたら、突然3年生が就職活動の練習?を始めることに。
代表が模擬で面接の受け応えをするようです。
そこで、「社会人として一色さんからアドバイスをいただければ・・・」
と100人程の前でわたしも立って見守ることになりました。

その時、わたしは社会人なのだと理解し、
同時に「20年も働いているのか」と実感しました。

結婚して転居したり、産前産後休暇を取得したりと
実質20年は働いていませんが、同じ業種をそれだけ続けていると
改めて気付きを得ることができました。

20年働いてみて

新卒で就職してから20年近く、そしてほとんど同じ業種にいました。
今、異動して来た方に一部案件を引継ぎ、
わたし自身も新たな案件を引き継いで覚えています。
処変われば細かいルールは変わりますが、基本は変わりません。
毎年毎年同じことをする場合もあります。

引継ぎをしていると、
マニュアルや手順書に載せないような細かなルールがあります。
載せる程ではないが、それをすると後々楽できる(はず)というもの。
何年も同じことを繰り返して、先読みして、
自分なりに効率的な流れを意識して働いています。

大きなことは成し遂げていないけれど、それでも20年近く続けていて、
続けているからこそのやり方かなと思います。
もちろん、非効率的なこともあります。
ペーパーレス、DX化、見直すべきことはたくさんあります。

今ある手配を引継ぎしている間に、新たな依頼が出てきます。
お客様は待ってくれないし、やることも減りはしません。
「一色さんは、これ全部対応して、他の案件も持っているんですよね。
しかも時間内でこなして、帰って子育てして、凄いです・・・」
と言ってくださいました。
他の人も同じように仕事をこなし、
そしてその方も今後同じことをするようになるので
全然「凄く」もないのですが、嬉しいと思いました。

当たり前のこと、それを認められて嬉しかったです。

これからの20年

一昔前まで、あと20年も働けば定年退職でした。
しかし、今はあと20年働いてもまだ10年以上働くことになるでしょう。
なんなら、会社を退職したあとも何かしらで働くのでしょう。

わたしは、近く隣の市へ移住することになります。
ご縁があって両親が手に入れた家があります。
まあ、親が離婚して不憫な孫へ財産を残してやりたいと言う想いです。

そこから職場まで、1時間あれば通えますが、
正直そこまでの情熱はありません。

いまの業界に愛着はあります。
しかし、これから体力が衰え続けるのがわかっているのに、
わざわざ狭い電車(福岡市地下鉄は東京程広く長くない)に揺られ
何十分も通勤に時間をかけたくない。

おそらく、近いうちに「会社員」を辞めます。
辞めて、自宅で仕事をしたいと考えています。
ただ、具体的な話は全くなく、正直焦りもあり暗中模索状態です。

「会社員」以外の選択肢ができたのは、福岡に来てから。
その時々でできることを、できる範囲で進めて
コツコツ実績を積んでいくわたしにあったスタイルでまた先20年働きます。

20年もすればタイトルは「アラ還シンママ」になっていますね。
それまでおつきあいいただけますと幸甚です。
一色



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