文系大学院生の修論おわり

不真面目代表を名乗れる気がする私、今のところ無事修論の諸々を終え、なんとか学生生活を終われそうな段階になりかけています。
結論から言うと、修論は全く満足できる内容ではありませんでした。
そもそも誰も扱ったことがないトピックで書いたので、新規性とか意義とかはまあ問題ないのかなというところではあるのですが
なんにせよほんとうに、自分の考えを書くことができませんでした。結果、わかったこと、は書きましたが、じゃあ何が言えるのか、ということは何もわからず、うやむやにして終わってしまいました。テーマについて自分なりに踏み込むことが一切できなかったなあと、、、
この原因を1ヶ月くらいずーっと考えていたのですが、やはり原因は本を読んでいないことだろうな、と思うに至りました。
今のわたしは、研究対象についてはたぶん十分な知識があって、調査もしてデータを持っているし、そのデータから何が言えるのかと言うことだってかけます。
ただ、わたしはものを知らないので、この「わかったこと」が、その他のことに結び付かなかったんです。
うまく表現できないんですが、確かにそこにある事実を明らかにすることはできても、その事実を客観視して、じゃあこれはなんなんだということができませんでした。
モノは名付けられることによって初めて存在するようになるとはよく聞く話ですが、研究も同じだなあと思います。でも事実を「名付け」るためには他を知る必要があり、それに必要なのが本読みだったんだなあと、、、時遅し

学部から5年間(!?)指導してくださった先生方には本当に不甲斐ない成果になってしまいました。が、わたしの能力ではここまでしかできなかったんだな、と思うようにしています。
まともに文章も書けなかったころからすれば、今の自分は間違いなく力がついている、とは言えると思うから…
修論はもう怖くて見たくもありませんが。ここまでやってきたのだから、せめて最後はちゃんとします。お疲れ様でした❣️


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