ひさびさ生大喜利思い出日記
マジの感想 まとめて思い出してる オチなし
1/23 ボケルバ
初めてボケルバに行った。店舗化する前の貸会議室でやってた頃から一度も行ったことがなかったから、そもそもせんだいさんが主催の回(主催の店？)が初めてということになる。
このちょっと前に2023年大喜利振り返りnoteを投稿していて、そこで「警備員に会いたいのとボケルバに行きたい」と書いていたんだけど、そのちょっと後か前かのタイミングで警備員と田野さんがボケルバに参加するというツイートをしていたのを見つけて、ちょうどその時かなり「警備員・・・！」と思っていたので参加。キャン待ちだったけど田野さんが抜けたり他の人が抜けたりして当日無事参加できた。田野さ～ん
もともと知ってる人だと警備員・FANさん・蛇口捻流・虎猫さん・ラパス・しゅごしゅぎ・わんだーさん・でんらくさん・せんだいさんがいて、名前を聞いたりネットで関わったり映像で見たことある人だとセブ牛・犬ドッグ・ぜあす・右手でグーパンチ・多部・たいらなどがいて、他にも全然知らんけどなんかボケルバにいそうな人がたくさんいて、新旧入り混じっていいねえと思った。
あと言ってほしくないのかどうか知らないけどなんか奥森さんもいて「ハライチ岩井勇気の嫁じゃん」とこのまんま文章で思ったけど、その時はまだ入籍していなかったことが後日ハライチのターンの内容に言及したネットニュースを見て発覚した。ハライチ岩井勇気(インラインスケートが趣味)の婚約者(2004年生まれ)じゃんだったじゃん。
自分の大喜利の内容自体ははじめの車座のうちはうーんって感じで、自分でまあまあ面白いと思ったことは回答するけど、結構推敲すると手数は減るし、"J-POPのアンチでフェミニストの人「○○○」"ってお題で「フェミニスト」を「ツイッターで言われているところのフェミニスト」みたいな安易な解釈をしたくなくて(それこそがフェミニストだよねみたいな世間感覚に回答を通して同調したくなくて)全然いい感じの回答が出ないみたいなのもあった。4月に始めの一歩に参加した時は始終この調子で、生大喜利どうやったらいいんだっけうーんとか思ってたんだけど、感覚的にはそれとだいたい同じだった。
トーナメントの1回戦が8人横並びの加点で、加点だから雑魚っぽい回答も大量に出そうと腹を決めてやったら過去の感覚(EOT第5章の予選ぐらいの感じ)を取り戻し、ボケルバ初参加ブロックで1位通過だった。ま、このくらいできますわな。
2回戦は画像お題1問の印象審査で普通に負けて終わった。ま、そんなもんですわな。ネット大喜利ずっとやってて画像を捨象して面白げなことを言い添えるみたいなのは結構できるようになったけど、生大喜利の速度感に合っている要素の取り方みたいなやつは全然感覚つかめなかったなあ。もともと得意じゃなかったし、過去にもよく経験した負け方だった。
もともと知ってた人だと、警備員がやっぱ面白かった。ボードを読み上げるだけでも面白くなるような面白さを忘れないようにしつつ声とかフィジカルで嵩増ししたり、フィジカルじゃないと表現できない部分に繊細な面白さの焦点があるような回答ばっかりだった。もともとそういうのができてたからネット大喜利でもあるのに芸人みたいですげーと思っていたけど、芸人になりさらに多くなっていたという印象。
蛇口・虎猫・FAN・ラパス・しゅごしゅぎなども、それぞれイメージ通りのことをしていた。(面白かった)
他あんまり知らなかった人を中心に挙げていくと、でんらくさんとは実は全然一緒に大喜利したことなかったけどぼんやりしたイメージ通りに面白かった。犬ドッグが評判通りにちゃんと面白く、何を面白いと思っているかがちゃんと面白い人って感じだった。全然知らなかった人だとウルトラ表面張力さんと吉川きっちょむさんが抜けてた印象で、吉川きっちょむさんはトーナメントもちゃんと優勝してて、今日の吉川きっちょむは輝いてんねーと思った。
全部終わった後の終わった後ぐだってる時間にぜあすさんに話しかけて変な慰めかたしたり(「global glove」と言って頭にグローブをかぶせるジェスチャーをするという回答をして滑った後、別の回答者がグローブを頭にかぶせる絵回答でしっかりウケていた)、たいらさんが「普段の私はこんなんじゃないんです！」と言ってもぞもぞしたあと震えすぎて100匹の黄色いひよこに分裂してドアの隙間から逃げて行ったり(大嘘)(東京にはネズミやカラスや野良猫などひよこの天敵がたくさんいるから・・・厳しいかもね)、鋭角のコミュニケーションをするのも久々だったのでそれも懐かしくて良かった。こんパンと絡む流れで右手でグーパンチさんに自然に話しかけたりしてたけど、全体的にだいたい同じだった。
ネット大喜利をそこまでアクティブにやってない生大喜利の人に「名前知ってます」とか「夏季杯の動画見ました」とか言われるとラッキー！と感じる。自分で考えた創作の世界のことを顔出して楽しそうに言ってる動画がネットにあるのってポリコレバトル的に結構リスキーだなあと思っているけど、知らんうちにウケてる動画を見られておーって思われてるのは普通に嬉しいね～
帰りは警備員たちとベチョベチョ駄弁りながら帰った。みんな元気でいてくれ～
帰ったらせんだいさんがなんか懐かしがってツイートしてくれてて、2019年の感覚のままでいるこちらからしたらそりゃ懐かしいけど、ずっと大喜利して店舗化とかいろいろしてたそっちからも流れ去ることのない懐かしさがあるんかい、と思った。ありがたし。
2/3 大喜利PGA Tour
ボケルバ参加後にモーリシャスさんからDMで誘われて、参加することに。参加できてよかった。行けるときに誘われると、普通に嬉しい。
メンバー見て「久々にかさのばさんとかいしださんとか俺ランさんに会えるンゴねえ♪」って思ってたらかさのばさんはいなくなってた。その後ヨリミツさんが増えてた。
JJM！JJM！JJM！JJM！JJM！JJM！JJM！JJM！
純情米さんは大喜利プラスの結構最初のころ(2017年)から知っていて、お互いいろいろな方向に面白さの興味を伸ばしていき、お互いのgoogle form大喜利に投稿しあう仲になっていたのだが(俺の名はともかずなのだが)、今まで全く会ったことがなかったので、純情米さんが来るのはかなり楽しみだった。面白い回答、いっぱい見せてくださいよ～！
久々に西武線の鷺ノ宮乗り換えで井荻駅で降り、井草地域区民センターに向かった。最後に行ったのはgoogle mapによると5年前っぽかった。すごい昔だ。駅から区民センターまでは記憶より近くて、区民センターの横には記憶通り公園があったけど、そういう区民センターばっかりだから果たして井草地域区民センターの思い出を参照できているかはわからなかった。
1階では針金のドラえもんがお出迎え、第4集会室って2階だったよなと思って階段を上ると、なんか大喜利の人か大喜利の人じゃないかわからない若い女の人がベンチに座っていて、それを無視して集会室ゾーンの細い廊下の方に向かうと、モーリシャスさんの声が聞こえてきた。
部屋入ってモーリシャスさんと話して、なんか話しかけづらかったまごまごに話しかけるために白昼夢って言って、俺ランさんが自転車停めてるのが見えて、ブラインド越しの木の枝でヒヨドリが2羽ピョンピョンやっていた。自分さんを久しぶりに見た。
俺ランさんが入ってきてからモーリシャスさんに話しかけてる間ずっと変な声だったのに、モーリシャスさんが全くそれを処理せず(ツッコむとか無視するとかではなく、発言の内容にだけ返答していた)、最後まで流しきっていてヤバかった。
ヨリミツさんも久しぶりだったけどお互い全然参加していないからこそ「ずっと待ってたよ～」みたいなのがどちら側からも発生しなくて面白かった。
大喜利PGA Tourは変わった形式の大喜利の大会で、お題ごとに回答数が予め設定されていて、回答作成フェーズと回答発表フェーズを時間で区切りながら、5人横並びで一人ずつ指名されて回答していく方式だった。回答作成フェーズは1分か30秒で、1つのお題に対してわりと短い時間で回答を3-5答かならず一定のペースで出さないといけないという、今までなかった条件を課せられていた。
審査員6人が1人2票持っていて、それが各発表フェーズの終わりに振り分けられ、票数が5人中1位だと-1、5位だと+1で、その他得票数や他との点差によってスコアが多少変わる。累積のスコアが小さい人が勝ちというルールで、詳細はtwiplaの説明欄に書いてある。
自分の出来はというと、
予選は調子が良くずっと上位グループにいて、特に前半は結構しっかり1位だった。第4ホールの"まだ一度も治療を成功させたことがない歯医者「〇〇〇」" というお題はかなりつかめていて、11/12票取ったのもそうだし、そうじゃない回答も周りより一歩先の場所で考えられている感じがあった。調子がいいときの感覚そのもの。
調子が良くない回はそのお題に対する回答のアプローチ自体がハマっていないことが多くて、総合で+2点とか+1点とかになった。0票だと+1になるので、大ウケはしなくても誰かには(2番目に)面白いと思ってもらえる回答を出すことが、スコアを悪くしないために重要だという印象だった。
失点回避のための個人的な課題としては、ネットの感覚で回答してもいいけどネットのスカシの感覚で回答するとそれは普通に滑るので、ちゃんと回答がどう面白いかを気を付けた方が良かった。2回ぐらいそれで滑った。
ウケない方向性の回答しか出せないときは0票にならないように何とか耐えるみたいな感じになっていた。これは後から話したらペるとももそうだって言ってた。短い回答作成フェイズで絶対に1回答は出さないといけないとなると、新しい回答の方向性を探索するのは結構難しいときがあるのかもしれない。
画像お題もいくつかあって、正当にばっちり答えた感じじゃなかったけど、ボケルバの時よりはうまいことできて、普通にスコアを伸ばして終われた回もあったので、そこはけっこう良かった。
他の人のことで言うと、まずペるともがさすがだった。優勝もしてるし。今回だけじゃなくて普段からそうなんだろうけど、雑魚い回答を出さなくて、他の人よりも線引きが厳しいのに他の人よりも数を出せるみたいな感じ。面白さの引き出しもいろいろあるし。やっぱ大喜利でプロみたいなこと考えるなら圧倒的にぺるともだよなあと思う。AUNでこんにちパンクールを面白くなくして即死させたいだけのルールみたいなのを出されて普通にうまくやってたのに結局即死させられてたの、許せねえ！！！！
純情米さんもずっと純情米さんのネタツイみたいな長めの回答をしていて、最終ホールで大まくりしてプレーオフも勢いを落としていなくて圧巻だった。会の中でチー牛の回答が時間を空けて2回出てたけど、ちゃんと違う味付けになっていた。
純情米さんの第一印象って大喜利プラスで鳴かず飛ばずの3段だったところから始まるのに、そこからネタツイとか始めてどんどん面白くなってて、最終的に誰も辿りつけない山頂で一人で大剣を振り回しているみたいになっていて、すごいストーリーだ。何が面白いかの感覚、どっちかというと何がつまんないかの感覚が、純情米さんがいるかいないかで結構変わってたかもしれないな～。面白いものを生み出しながら人の面白さの感覚を発展させてくれてありがとう。
あとFANさんが短時間で異常な長尺回答を用意してたり、せんだいさんがいい感じの距離感の回答をポコポコ出してたりしてたのが印象深いけど、それ以外の人たちもそれぞれ滑ったりウケたりしながらもちゃんと面白かった。書こうと思えば個別に書けたけど、ちょっと時間がたちすぎて詳細な想起ができなくなっちゃったかも。モーリシャスさんが人を呼んでいてかつ大会にしては参加人数が少ないからこそできることなんだろうけど、マイナスフィニッシュしているホールが全員にあるのは、全員面白かったことの証拠。
まごまごが回答の中で突然シコったとき、ｼｺｼｺｼｺみたいな軽くて速いポップでギャグ的なシコり方ではなく、股間の一本を力強く重厚にシコる感じで、あんま回答で見たことなくて面白かった。まごまごは初めて見た時からなんかずっと変な声出してた印象だったけど、知らない間に多少観客に合わせたチューニングみたいなのを意識するようになってたみたいで、それも面白かった。
俺ランさんがルールに苦しめられている感じがあって面白かった。ちゃんと面白かったし何度も爆笑を取っていたけど、回答数が制限された上で回答の連打が許されない状況で自由に動けていない感じがあった。一度ズレてしまった流れとか焦点みたいなものを自分のところに戻すのはこの人でも難しいんだな～と思って勉強になったし、こういう特殊なルールで特定の人が撃沈するかしないかみたいなのも競技として面白い！打ち上げでモーリシャスさんが誰を誘ってみたいとかしゃべってたけど、参加した側からしてもいろんな人を誘ってこのルールでやってみてほしくなる大会だった。加点や印象では部分的にしか問われない能力をがっつり要求される感じで、新しい形式として成立する感触がある。
あと俺ランさんで言うと、自分が会の途中でモーリシャスさんの投票カウントミスを見つけたときに「やっぱ頭いいから！突出して頭いいから！」みたいなことをなんかそのターン中言い続けてて、なんだそれと思ったけどツッコむには座ってる場所が遠すぎたしわざわざ取り上げるほどのことでもなくて何もできなかった。
自分さんが変なことをたくさん言ってウケたりウケなかったりしてたんだけど、1回全然面白くないのに俺ランさんともう一人誰かがテンポよく突っ込んだおかげで、テンポだけは面白そうな感じになっていて面白かった。
久々に大会っぽい大会に出たけど、ちゃんとウケてよかった。決勝でなんかいいとこなく負けちゃう感じも懐かしかった。大会の序盤はみんなエネルギー余ってるから私語が多いけど、終盤になると疲れちゃって回答が出るのを待つのみになるのもこんなんだったなと思って懐かし面白かった。
打ち上げは中華料理屋で、たくさんしゃべった。全く新しい人は新しい人として認識するから自分と周りの印象に差はないんだけど、2019年とかに新人だった人が自分の中ではまだ新人で、その感覚を訂正していく作業がおもしろかった。短期記憶さんのことを光る回答を出すルーキーとして認識していたけど、光る回答を出す中堅になっているらしい。
そのあとおしがましながらぺるとも純情米フニャダキシンぶちゃんと駅まで歩いて、居酒屋でセリ食ってチャンジャ食ってレモンサワー飲んで帰宅した。楽しかったなー
今回の会2つ＋始めの一歩＋一歩同窓会＋ワールドスリーの落語会 で、会ってなかった大喜利の人に結構会えたと思う。国井さ～ん！
動画に顔残るの微妙になっちゃったけど、日程合えば時々参加したいけど、でも日程合いにくくなっていく予感！時々突発的に参加して面白くありつつ旧交を温められたらgood
以上、ハシリドコロでした。
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