星がみたかったのに

夜が明けていた
眠りたいときに   夜が来ない
"世界"と"私"がズレている

星がみたかったのに…

くやしさで   また寝られない
世界が私に追いつかないのか
私が世界に追いつかないのか
混乱してくる

眠るときに   星をみたい
相思相愛のように
嬉しい気持ちで   眠りにつけるだろう
そうやって日々を過ごすのは   難しい

人の思いを感じとり   答えてしまう
自分の意思を消して   話を聞いてしまう
『せねば』という責任感から   逃れられない
なにかしなきゃという努力から   怠けられない

出来ないくせに…と罵る   自分は受け入れる

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