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どこの君もずっと幸せでありますように

ポンキッキーズに出ていたイノッチと、その仲間が出てる学校へ行こう!を学校に入る前から見ていた私は、気付いたら24歳になった。 天てれ戦士の延長線だと思っていた人たちが歌って踊るアイドルだと知ったのは、V6を好きになってからしばらく経ってからのことだ。


初めて買ったCDも、初めて行ったライブも、初めての失恋(イノッチの結婚。あれは紛れもなく失恋です)もV6。人生におけるさまざまな喜び悲しみ辛さ幸せには彼らや彼らの曲が共にあって、それが当たり前だった。


他に好きなアイドルもたくさん増えたし、いつだってV6が一番!というわけでもなかったけれど、V6のことは一生好きだろうなという確信はずっと持っていた気がする。


HONEY BEATで「思い出は今を越せないよ」と歌っていたように、いつも今のV6が一番好きだなと思っていた。彼ら自身もまたここ10年、特にこの1〜2年は今の自分たちを魅せることに強いこだわりを持っていたように感じる。


V6はしょっちゅう解散説が唆されていたから、それなら誰かが「もう踊れない」と思った時がいいなとぼんやり思っていた。

だから全く退化していない今のタイミングでの解散はやっぱり寂しい。最後のライブなのに半分が初めてやる曲だし、三宅さんなんて今がダントツで歌割り多いんだよ。そんなんまだまだ見たいじゃんバカって、正直思う。


でもそれよりも、26年間誰一人欠けずに、最後まで大好きなV6のまま終わるのを選んでくれたことの方が何倍も嬉しい。最後の挨拶で「ただただ楽しかった!!」と言い切るイノッチと、一人一人に同意を求めるイノッチにちょっと呆れながら笑う5人を見れただけで、十分なのです。



6人が最後に歌った「95 groove」の歌詞が好きだ。

世界がどう変わっても 君が孤独感じても
帰る場所があれば 少し強くなれると思う


今を更新し続けてきた彼らが、別の曲では「お別れさワンダーランド」と歌って、今を止める。進化するワンダーランドとは確かにお別れだけど、その代わりに綺麗なままの思い出を帰る場所として残してくれた。

私はあたたかくて切なくて優しいV6が好きです。


これまでのいろんな場所で、昨日の会場で、今日の配信で見た大好きなV6を、そのまま大切に宝箱に閉まって、これからも変わらず一生V6のことを好きでいたい。


心からそう思えるラストなんてさ、そんなのめちゃくちゃ幸せなのよ。


だから私もこの解散をちゃんと受け入れて、ワンダーランドとお別れします。




何年間もずっと大好きなV6のこと、今が一番大好きなんだよな。まじで困る。

26年間、本当に本当にありがとう。明日からの6人も、楽しみです。

これからもどうぞ末永くたくさんよろしく。



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