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庭声

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もっと棍棒の話をしよう

もっと棍棒の話をしよう

きっと耳を澄ますにつれ庭がどこまでも広がってスウスウ流れこんでくること請けあいのラジオ 『庭声』の更新です。

第7回目となる今回は、待望の棍棒回。ZNKKXCUP 第1回全日本棍棒飛ばし選手権大会の片付け後、全日本棍棒協会会長の東樫をゲストに、棍棒飛ばしの奥深さについて語りました。

出演
東樫
西田合歓
石躍石楠花

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目次

前篇
棍棒があると木の勉強に良い/森系はロマン派が出現しがち/

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もっと庭の話をしよう

もっと庭の話をしよう

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第六回目となる今回は、「庭師が読む『僕たちはどう生きるか』」のアフタートークです。前回と合わせてどうぞ◎

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目次
もっと庭の話をしよう/フリーペーパーをつくりたい/ドライブ・マイ・カー/人間関係ではなく存在関係/名前をなよんでる/suzumeという屋号/雀にもともと関心があった

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庭師が読む『僕たちはどう生きるか』

庭師が読む『僕たちはどう生きるか』

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第五回目となる今回は、独立研究者・森田真生さんの『僕たちはどう生きるか』を繙きながら、この普遍的な問いに、庭師としての応答を試みます。
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目次

前編
この本読んで会社やめました/コロナ以後、目に入ってきたのが庭だった/消毒よりも味噌づくり/エコロジカルな自覚/真に人間が健康にな

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虫のことは嫌いでも庭のことは嫌いにならないでください

虫のことは嫌いでも庭のことは嫌いにならないでください

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第四回目となる今回は、去る五月十八日に行われた「月白にて第十夜」の振り返りから、物と事で物事であること、その事としての/ 媒介としての / 関係性としての庭について。

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目次

月白にて / 私も自分のこと庭師だと思います / 団子虫 / 好き嫌いはどうでもいい / 可哀想も間

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おいしいサラダはほんまにおいしい

おいしいサラダはほんまにおいしい

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第三回目となる今回は、「#庭師の休憩中」と題して、庭仕事の合間の一服、その一齣をお送りします。珈琲の話をしていたら、いつの間にかサラダの話へ、そうして、やっぱり庭の話へと展開していきます。

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目次

サラダって直接的 / 植物喰ってる / おいしいサラダはほんまにおいしい /

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庭師が読む『一汁一菜でよいという提案』

庭師が読む『一汁一菜でよいという提案』

収録を終えて

後編の冒頭、「庭は家庭料理的であるべきだと思う。」と口をついて出た言葉に自分で意表を突かれたものの、それから日を置いて、その言葉の前後に連なる対話を聴き直すことを重ねるたびに、いよいよ深く納得する。そのような、不思議なラジオ体験となった今回。料理研究家・土井善晴さんの——ひいては、これまで様々に食事を重ねてきた有象無象の人々の——広々として巨きい肩の上に乗ってはじめて見えてきた庭を

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庭声

庭声

まえがき

いまから三年ほど前に写真意匠担当の西田が庭師として歩きはじめた道を辿るようにして、思いがけず自分も庭師となってからの三ヶ月ほどを、土地土地の庭にはたらきつつ庭という言葉を転がしていると、ときに初心に帰るというのか、一つの春が過ぎてから一巡りあって、そうしてまた春がやってきたときのなつかしさとあたらしさの綯いまぜになったような気持が時々する。どういうことかと遡ってみれば、それは微花の創

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