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庭声

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記事一覧

虫のことは嫌いでも庭のことは嫌いにならないでください

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第四回目となる今回は、去る五月十八日に行われた「月白にて第十夜」の振り返りから、物と事で物事であること、その事としての/ 媒介としての / 関係性としての庭について。

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目次

月白にて / 私も自分のこと庭師だと思います / 団子虫 / 好き嫌いはどうでもいい / 可哀想も間

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おいしいサラダはほんまにおいしい

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第三回目となる今回は、「#庭師の休憩中」と題して、庭仕事の合間の一服、その一齣をお送りします。珈琲の話をしていたら、いつの間にかサラダの話へ、そうして、やっぱり庭の話へと展開していきます。

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目次

サラダって直接的 / 植物喰ってる / おいしいサラダはほんまにおいしい /

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庭師が読む『一汁一菜でよいという提案』

収録を終えて

後編の冒頭、「庭は家庭料理的であるべきだと思う。」と口をついて出た言葉に自分で意表を突かれたものの、それから日を置いて、その言葉の前後に連なる対話を聴き直すことを重ねるたびに、いよいよ深く納得する。そのような、不思議なラジオ体験となった今回。料理研究家・土井善晴さんの——ひいては、これまで様々に食事を重ねてきた有象無象の人々の——広々として巨きい肩の上に乗ってはじめて見えてきた庭を

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庭声

まえがき

いまから三年ほど前に写真意匠担当の西田が庭師として歩きはじめた道を辿るようにして、思いがけず自分も庭師となってからの三ヶ月ほどを、土地土地の庭にはたらきつつ庭という言葉を転がしていると、ときに初心に帰るというのか、一つの春が過ぎてから一巡りあって、そうしてまた春がやってきたときのなつかしさとあたらしさの綯いまぜになったような気持が時々する。どういうことかと遡ってみれば、それは微花の創

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