#COMEMO #国消国産なぜ必要


#日経COMEMO #国消国産なぜ必要

  そもそも農業は市場競争の神々の見えざる手の中に運命を委ねる業ではなく、自然と共存する循環型社会の中核の業として大地に委ねられている生業だ。コロナ渦により集中と集積による効率化社会が見直されている。これを幸としよう。モデルとするのは江戸時代の多様性を内包した「村」だ。テレワークにより生まれた地方への移住者を迎え入れて地域の農協を核に50戸の集落を農社として結成する。新規入場者は元々の各自の専門の仕事も行うが、自然と農を社会的共通資本として労働の共助により共同体としての仕事も行い自給自足を目指す。この自給自足の農社を各地に設立していく。ITの情報ネットワークにより各農社は結ばれて全国的にお互いを補完し合い文化的にも豊かな深化を助け合う。地域共同体の共助と共同作業により30年後に日本の食料の自給体制を完成させていく。それは高齢少子化により8千万人に人口が減少する50年後の日本の未来への策でもある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?