見出し画像

おさむ#1

入社6年目!受付あがりで、パソコンも扱ったことがなかった私でしたが、念願叶って総務へ異動することに。
ちょうど、結婚2年目。ゆくゆくは産休や育休をとり、職場復帰するだろうから、その時に備えて、今のうちにデスクワークの一つも身につけておかなくちゃ!そんな考えもあり、異動を希望していました。

新天地では、おかげさまで、当時の総務やファシリティ管理部門で、「仕事のおもしろさ」というものをゼロから学ばせて頂きました。

これが、私にとって一つの転機となりました。
ここは私のふるさとであり、自分を突き動かす原動力といえます。

着任後、始めに担当させて頂いたのが、部長秘書。
前任の秘書さんは、セカンドキャリアとして実家のお店を継ぐそうで、退職する事になり、私が後任を務めることに。

部長の名前は、おさむ。

おさむ部長は、なんでもご自身でなされる(出来てしまう)ので、(良い意味で)秘書いらず!という御方でした。
そういう事もあってか、私など秘書どころか、逆に私がお世話になることばかりで(笑)
お隣で毎日愉しくお仕事させて頂いておりました˙˚ʚ(。・-・。)ɞ˚˙フワフワ

当時は
「社屋の改修工事は現場(事業部)優先!総務は何でも最後。」
「総務は建物が老朽化してもガマンするのは当然だ!」
という慣例がありました。

そういった長年の暗黙の了解のような常識を清々しく見事に覆したのが、おさむ部長でした!!
当時の総務大改革の第一人者ともいえます。

まさに、
会社の非常識であれ!

こんな感じのフレーズ、ありませんでしたっけ?


そこで、早速動き出したのが、なんと!!

トイレプロジェクト✨

今の時代でしたら、様々な企業でも取り組まれているかもしれませんね。
情熱大陸とかワールドビジネスサテライトとかでも取り上げられそうなイメージですよね。

でも、当時はかなりぶっ飛んでる・・・あ、いえ、画期的で斬新なプロジェクトでした。

しかも、おさむ氏のマニュフェストは
「総務こそ、先駆けとなって、どこの部署よりも1番最初に改修する!」

「あえてトイレにスポットをあてて改善してみよう!最新モデルの美しいトイレに改修しよう!」

「そういった試みを総務から先ずやってみることで、やがて、社内全体のモチベーションアップと、業績アップに必ずや繋がるのだ!」

というものでした。

先ずは、トイレ視察を!という事で、
都内高級ホテルやオフィスをはじめ、三越本店の金箔で出来たトイレを視察しました。

日常の担当業務の垣根を超えて、総務部門の若手社員、特に女子社員を中心にプロジェクトメンバーが選出された。

8000名ほどの従業員がいる大組織の中で、
いの一番、総務がトップバッターとなって
トイレを改修しちゃったとゆー、大プロジェクト!アメージング・ストーリー( ´ ▽ ` )ノ♪ハジマリハジマリー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?