たけし#20
夫の不倫旅行が、発覚。
はい、黒〜!!
**こんな時、たけし君がいてくれたらなー。 **
もうシンガポールへ赴任して、かれこれ4~5年になるかしら〜。
とはいえ、日本を離れたのも、ついこの前のような、そんな感覚だわねー。
プルルルルルル❥❥»»📱💬
電話が鳴る!
(ーー;).。oO()
ん?もしや、これは、、、
「おぅ!ジョーか!元気かー!
ぶりだなー!」
\\\神\( °Д° )/降\(°Д° )/臨///
え!どうしたんですか!
「帰国したんよ。
あれ?ジョーどうかしたのか?」
え?!!ォオー!! щ(ºДºщ)見えるんかな?霊視?
え、ど、どうもしないけど?な、何が?
「なんか、変だぞ、ジョー。
なんかあったんか?」
.˚‧º·(ฅ﹏ฅ。)‧º·˚.ドバーッ(涙)
「事情は、わかった!今から、そっち行くから!」
え!!えーーーー!北海道から?
「同じ日本だ!シンガポールよりか、近いよ!心配すんな!大丈夫だから✨」
「わかったか!今、向かうからな。今、居るところは、安全なところか?自宅だな?よし、わかった!待っててね。」
ホントに飛んできたよ、たけし君!!
お見事に午後到着✨
私の妹エリちゃんにも来てもらって、みんな集合。
ふつうの感覚の方達は、きっと、「夫婦間の問題なのだから、夫婦で話し合えばよいのでは?」という正論をおっしゃるかも?しれませんが、もうとにかく、そんな状況ではなかったのです。とまぁ、そんなところです・・・。
たけし君は、みのもんた✨になって、
仲介役を務めながら、双方の話を聴く。
いきさつも、これで、飲み込めたんだと思います。
全容がわかった、たけし君は、親友でもある夫に、2、3、問いただす。
「・・・じゃー、もう関係を解消したんだな?」
夫「・・・・・・・・・。んー、それは、、、」
ん?ハッキリせんなー。
「・・・じゃー、これからどうしてゆこうと考えてるんだ?気持ちをココでハッキリ宣言せーよ。」
夫「・・・・・・わからない。」
長~〜~い沈黙。
「じゃー、じゃー、わかった、わかったから。
ここで何か、言いたいことあったら、言ってみー!」
「ほら、そしたら。ジョーに何か、言いたいことあるだろ!ほれ!」
・・・・・・・・・。
ズザザァァッ(ノ_ _)ノどたっっ
ないんかいー!
たけし君、怒りMAX!!
ヽ(`・Д(`・Д(`・Д(`・Д・´)Д・´)Д・´)Д・´
**「じゃー、その女、今すぐココへ呼んでみろ!」 **
こうなると、たいていは、拒否なり謝罪なりの展開になるのでしょうが、何故か思いもよらぬ展開に!
夫「はい、呼びます」
Σ( ̄ロ ̄lll)ゲッ!!マヂかぁ。
言った手前、たけし君も、慌てる(笑)
ホントかよ。
そそくさと、彼女に電話をする夫。
電話の向こうで、女性のこえがする。
「えー、わかったーぁ。いくー。じゃー、迎えに来てー。」猫なで声。(なぜこの状況下で猫なで声〜!!)
「ごめんね、大丈夫?駅から歩ける?歩けないかー。迎えにいくね。」(なぜこの状況下でお迎え?!)
駅から、徒歩10分なんだけどー。
しかし、ホントに来るか!
来るほうの神経も(゚⊿゚)イミワカンネ
ここで、(たとえ嘘でも演技でもいいから)うろたえたり、謝罪したり、という態度が見えればまだしも。
そんなとこから程遠い2人に、ちょっと、違和感を感じてなりませんでした。
怒りを通り越し、呆れてしまったのでした。
怒る気力も価値もないや。
そして、ついに、彼女登場((((((((・ω・)))))))))
ピーンポーン🎶
ホントに来た(笑)
スリットの入ったミニタイトスカートの黒スーツ。
巻き髪。CHANELの指輪に、わかりやすいほどCHANELのハンドバッグ。香水プンプン!
「申し訳ありません。信じてもらえないかもしれませんが、私達はもう、そういう関係ではありません」
いや、そこ、今となっては、もうどーでもいーわ。
それよか、さっきから、そうやって
土下座アピールしてっけど、
スカートの中、丸見えですよ。
ほら、たけし君なんか、どさくさ覗いてらー。
しょーもないなー、オトコども。
「私も結婚してますし」
・・・はい、そうですよね。しかも新婚でしょ?
先日、夫が披露宴で主賓の挨拶してたもんねー。知ってる知ってるー。
妹のエリちゃんは、
「あー!さっきから、香水くさい!うちは子供達もいるんですからね!品のない安い香水、部屋中、充満して、ホント迷惑!換気しなきゃ!」
ォオー!! щ(ºДºщ)妹、怖ー!(姉)
とか、なんとか、言われようと、相変わらず、
首から上だけで物言うような、取ってつけたような、態度と言葉が並べなれるばかり。
シラケちゃった私。
でも、パンツみせたまま、土下座を続けて、
涙を流し(←流す演技)自己陶酔してるこの女性。
なんでこんな所に来ちゃったんだろーなー。
でも「いいですよ、さぁ顔を上げて」って言われるのを待ってんだろなー、
なんて全部、魂胆が見えてしまう。
となると、尚更、放置してみようではないかー、と様子見する私(笑)
小一時間ほど、この冷戦状態は続くのでした。
この我慢比べに、耐えきれなくなった三ツ矢くん。
「じゃー、オレはこの子のおもりに、公園でもいってくるわー。じゃあ、あとは皆さんで話し合い続けてください」
と、乳飲み子の娘を連れて、公園へ✨
たけしくーん(/ ´•ω•)/まってー
しばらく、重ーい雰囲気の中、話し合いは繰り広げられたのでした。
妹エリちゃんは、怒り炸裂!
「どいつもこいつも!オトコどもは、騙されちゃって!情けないったら。」
「たけし君も、ダメね!結局はオトコだねー。ほんと、オンナに甘いんだから┐(´-д-`)┌」
話し合いも平行線のまま。
妹エリちゃんは、こう切り出します。
「そろそろ、帰ってもらえます?上のお兄ちゃん、お迎えに行きますので。今、私の主人の実家でウチの息子と遊ばせてます。」
そして、
「最近お兄ちゃんになったばかりで、まだあの子も小さいけど、全部わかる子ですから!ものすごく頭がいい子なので!」と付け加える。
ありがとう、エリちゃん。
本来そんなタイプじゃないのに。
小さい頃から病弱で、華奢で気弱な妹が。
憎まれ役まで、買って出てくれて。
お姉ちゃんね、全然、こういう時もダメなの。
びっくりしすぎると、驚きすぎて放心状態になっちゃって何も言えなくなっちゃうの。
これまでの、エリちゃんの追跡、浮気調査、
最後の大手柄もホントに助かった。
ありがとう。
公園で、娘のおもりをしてくれてる、たけし君。
迎えに行くと、0歳8ヶ月娘を抱っこして、
揺れるブランコを眺めながら、
ベンチに座っていました。
ほぅら、ブランコ、ブランコ🎶**
┌(┌*´∀`)┐ユラァユラァ
揺れてまちゅねー✨
マーちゃんは、美人さんでちゅねー(っ ´-` c)
お目目がパッチリちてまちゅねー。
頬(´・ω・`))´ω`)スリスリ ねんねんころりよ**
陽だまりの中、まるで、ばあやのように
赤ちゃんを抱っこして、
ニマニマ( ◌´ `◌ )している三ツ矢くんでした。
たけし君✨ありがとうございます!
この日の事は、一生忘れません。
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