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長く着れる服を買いたい

安い服を買って,まだ使えるのにもう今の自分の気分じゃないから.と言って捨てたりリサイクルやリユースに回して手放すことがある.

僕はこれを服に限らずなるべく減らしていこうと考えている.

SDGsが叫ばれて,持続可能な社会と個人のライフスタイルを求められているという世の中の流れもあるけど,

僕は単純に,安物を買ってすぐに手放す.というスタンスが美しくないなあと感じるようになってきたから.というのが一番の理由だ.

安い服はつい買ってしまうことがある.だって安いからもし買ってみてしっくりこなくてダメだった時でも金銭的ダメージが少ないから,とりあえず買っておくかー.みたいなことができる.

でもそういう買い方をした服ですごく長く着れることって稀だ.
中にはそういう買い方をしたのに長く着ているものもあるけど,大半はすぐに不要になる.1シーズンとかですぐに不要になってしまう.

別に僕はファッションにおいて流行り追っているわけではないんだけど,でも結構,自分が思う今の自分に合った服装の感じが変わるんだよね.

そもそも,今の自分に合っているなと自分が思う服のスタイル自体を(自分のファッションとしてのアイデンティティーを)もっと長期の時間の変化に耐えられるものにする必要があるのかもしれない.

そうなると必然的に時代の流れや,自分の年齢の変化に左右されない,タイムレスでスタンダードでベーシックな,基礎的で普遍的なセンスが必要になってくるだろう.

そういうセンスを磨いていく必要があるかもしれない.

インテリアだったり普段使うガジェットについても同じことが言えるだろう.

アップル製品は本当に高くてうんざりするけど,でもアップル製品は結局のところ高いお金を出して買ったものは全て数年間気持ちよく使うことができている.
結構長持ちだ.毎年買い換えるような必要性は僕は感じない.

そういう選び方が結局のところ自分に必要で,今の社会にも合うのかもしれない.

そういえば今日回転寿司ののぼりの旗に「サステナブル寿司」と買いてあって,「寿司にも持続可能性のあるものがあるのか…」と思って驚いたのと同時に可笑しいような,ディストピアを感じるような気分になった.

でも僕が思うのはSDGsは関係なく,長く使えるものって美しいな,という感覚が最近めばえてきたっていう話でした.

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