教育勅語を悟空風に現代語訳してわかりやすく解説
教育勅語
明治天皇が、1890年(明治23)に、国民の教育に関する理念と方針を必要かつ最小限にまとめた言葉のことです。
と説明されているが……だいたい読めない。
しかも軍国主義を象徴する文献として紹介され、今の人達は良いイメージなど一切持ってないのではないだろうか?
いやいや……それは戦後教育とアホの日教組がそのように持っていっただけで……本当の文面の意味を理解している日本人は少ないと思う。
そこで、暇な私は……悟空風に現代語訳して皆さんに少しでも理解して貰おうと書き起こしてみましたので、ご一読頂ければ嬉しいです。
では以下本文です。
オッス!オラ天皇。
オラがふだん考えていることを今から言うのでぜってぇ聞いてくれよな。
この国は、オラたち天皇家の祖先が作ったものだっておめぇら知ってるのか?
オラの祖先は代々、みんなすげぇ強くてぶっ飛んだヤツばかりだったんだ。
おめぇ達国民は、そんな最強に強ぇオラたち天皇家の子供ってヤツだ。
どうだ?わっくわくすっだろ?
へへ……まず、それを忘れんなよな。
おめぇ達国民は、なげぇあいだ子供としてオラ達に親孝行をしてきたわけだ。
その点に関してオラは、誰一人例外はねぇってハッキリ言えるぞ。
その歴史がこの国の根本なんだ。
なぁ、素晴らしいと思わねぇか?
だから教育の原理ってヤツも、ここに置かなきゃなんねんだ。
天皇家の子供であるおめぇ達国民は、それを前提にした上で、父ちゃん母ちゃんを敬い、兄弟は仲良くするんだ。
夫婦はもちろん喧嘩なんかしちゃダメだぞっ。
そして、友だちは信じ合い、何をするにも慎み深く、愛する心を持ち、勉強し、仕事のやり方を師匠に習い、さらにおめぇの技を上の段階にレベルアップさせ、徳と才能を限界突破し……なによりオラ達の社会の為になることを第一に考え、頭からっぽにして夢詰め込まなきゃいけねぇんだ。
当たりめぇの事だけれど、オラが決めた憲法を大切にして、法律をやぶるようなことは絶対しちゃダメだからな。
この先もしかしたら、とてつもねぇ事が起きるかも知んねぇ。
はっきりいうと、悪ぃヤツが攻めて来て戦争が起こったりしたら、勇気を持って永遠に続くオラ達の家族を護るために戦争で戦わなきゃいけねぇんだ。
それが人としての正しい道だぞ。
その事は、おめぇ達が単にオラの息子であることを証明するだけじゃねぇ。
おめぇ達の祖先が同じように忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるんだぞ。
今まで言った事は、オラ達天皇家の偉大な祖先が残してくれた素晴らしい教訓だ。
その子孫であるオラ自身も、子供であるおめぇ達国民も共に守っていかなくちゃいけねぇんだ。
どんな時代だろうが、世界中どこに行っても通用する絶対に間違いの無い「真理」なんじゃねぇかとオラは思う。
と言う訳で……オラも、おめぇら天皇家の子供である国民も、そのことを決して忘れちゃいけねぇぞ。
みんな心を一つにして、いっちょやってみっぞ。
バイバイみんな。
明治二十三年十月三十日 天皇
如何でしたか?
多少の時代背景はあるにせよ、案外まともな事が書いてあるでしょ?
何も特別忌み嫌うモノではないのですよ。
前回書いた、玉音放送の現代語訳もそうですが……
https://note.com/141chan/n/nbadaaefe890e
こちらも学校で全文の意味を正しく教えるべきではないかと思っております。
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