【養成所】 夏休み
夏は要らんかね〜、夏は要らんかね〜。淡く透き通った、二度と戻れないあの頃の八月は要らんかね〜。
夏休み・突入
こんにちは、小林優希です。お盆の時期になりましたね。私の通っているお笑いの養成所も、夏休みになりました。時間が有り余っているので、アルバイトに奔走する日々です。
まだまだ暑さはありますが、天気が優れない日が続いています。朝、目が覚めて空が暗いと気分が滅入りますが、何も予定がない日に部屋の窓を開けて、蒸し暑い夏の雨を楽しむのは好きですね。
二週間ほど夏休みが続いて、クラス替えを経て授業が再開します。クラスは既に発表されていて、今まで話したことのない人たちと、同じクラスになれて嬉しいと思っています。
夏休み・展望
前回の養成所ライブの後に、組んでいたコンビを解散いたしました。かっこよく理由を言うならば、相方との音楽性の違いです。
周りでも、養成所ライブの後に解散をした人たちが沢山いる気がします。お客さんの前に立って得られた経験から、今のまま続けるのは難しい、と思った人たちが多かったのでしょうか。
風の噂で、私たちの解散の話がクラスに広がっていたようで、既に「一緒にコンビ組まない?」という誘いをいくつか貰いました。それはとても嬉しいですし、とてもありがたいことです。
ただ、この夏休みの期間に、今後についてじっくりと考えたいと思っていて(あと、引っ越しをして忙しかったのもあって)、今もまだ誰とも組んでいない状態が続いています。
しかし。私はしっかりと把握してなかったのですが、M-1グランプリのエントリー期限が迫ってきているらしいです。キングオブコントに出られなかったので、M-1だけは絶対に出たいと思っています。このままでは、何のために養成所に入ったのだろう、と思ってしまいそうです。
八月中には、誰かしらとコンビを組みたいです。自分のやりたいことをやりたい気持ちと、誰かと一緒にお笑いを頑張りたい気持ちがあって、そのどちらも十割すべて満たせるのは難しい、というのが現実だと思います。
新釈・夏休み
養成所に入ってから、何をするにも空回りしてばかりだと思っています。強く踏み出ないといけない場面で、緊張して萎縮してしまいます。抑制しないといけない状況では、頭が真っ白になって暴発してしまいます。
講師の皆さんは、そこも面白い、と言っていただけたり、実際の舞台に立つ人間としての、私の「見え方」を的確に表してくれて、とても参考になります。心から、ありがたいです。
お笑いに限らずですが、その分野で頑張っていきたいのなら、自分の意見だけを100%受け入れてもらうことは難しいですし、かといって自分の好きなことだけをやりたいなら、そこに大きな責任が生じることを、理解しないといけない、と思いました。
それでも、お笑いを志す同世代の人たちと出会いたくて、この養成所に入ったのですから、コンビなりトリオなり、誰かとお笑いがやりたい、やるべきだ、と改めて思いました。
小林優希
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