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M2 MacBook Airで本気利用バッテリーテスト

18時間とかの化け物じみたバッテリー駆動時間を誇示するApple Silicon世代のMacBook Air。AppleScriptでアプリをこづき回すような容赦のない使い方をすると、どのぐらいバッテリーが保つものでしょうか。


速度はM1 mini < M2 Air< M2 miniぐらい

ちょうど開発機(仕事が終わったら返却する機械)としてMac mini M2が来ているので、合わせて身の回りのScriptでベンチマークを計ってみたところ、M2はM1の10%増しぐらいの速度。ときおり、2倍ぐらいの速度を叩き出す内容がありつつも、「まあこんなもんでしょ」ぐらいの速度です。

M1 Mac mini、M2 MacBook Air、M2 Mac miniの順に速度が速くなっており、M2 Airは2機のMac miniの中間ぐらいの性能でした。ここから推測するに、M3 MacBook AirもM2 Mac miniとほぼ同じぐらいの速度になることでしょう(気持ち、ちょっと速いぐらい?)。

M2 MacBook Airは負荷をかけてもそれほど熱くなることもなく、なかなかいい感じです。M3 MacBook Airを避けたのがこの「熱」です。Airはファンレス機なので、負荷をかけると熱くなって(とくにM3 Air)サーマルスロットリングで処理能力が落ちつつも、性能はM2よりは高いと聞いています。

ただ、「熱くならない」とは一言も言っていないわけで……。

ガチで容赦のない使い方でおおよそ9時間ぐらいはもつ

かねてより、「自分が容赦のない使い方をしたらどのぐらいバッテリーが保つんだろう?」と疑問に思っていました。

YouTubeの動画再生で18時間とかいった化け物じみたバッテリー駆動時間を叩き出すApple Silicon世代のMacBook Air。

ただし、AppleScriptでいろいろGUIアプリを小突き回したり、気分転換にゲームをプレイしてみたり(PSPエミュレータのPPSSPPで「戦場の絆ポータブル」を本気プレイ)、XcodeでAppleScriptObjCのプロジェクトをビルドして動かしたりするなど、いろいろ容赦のない使い方をしたときに、どの程度の時間、バッテリー駆動するのか?

タイトル部分のプレビュー画像は、実際にMacBook Air M2上でAppleScriptで書かせてみた、いにしえのメキシカンハットのグラフィックです(三角関数による)。一瞬で描き終わるものの、なかなか味があります。

実際にやってみたら、9時間は固いところ。10時間ぐらい動くかもしれません。ただ、AC駆動時もバッテリー駆動時もスピードに差が出ないのは立派です。

高速充電器はいらないと判断

購入時にしか買えない「高速充電器」があると聞いていました。たしかに高速充電できれば、時間に余裕のない場合には便利かもしれません。

ただ、一般的に言って高速充電はバッテリーの耐久度を落とす(=寿命を縮める)というデメリットも持っています。

実家との行き帰りの間の電車で作業をしても、最悪でも3時間程度。満充電のバッテリー駆動時間で間に合います(たぶん)。

そこまで考慮して「高速充電器は不要」と判断しました。もちろん、必要な人もいるでしょうから、それはそれ。


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