WWDC24予想
2024年のWWDCが、6/10から14日まで、米国本社で開催されると発表されました。
2つの「軸」
今年のWWDCには注目される2つの「軸」が存在します。「AI」と「iPad」です。
LLMのローカル動作版
OpenAIの「ChatGPT」が火付け役となり、世界をLLMによる「おしゃべりAI」「何か頼んだらそれっぽい内容を返してくれるおもちゃ」が席巻しました。
ぼちぼちサーバーでの処理を必要としない、ローカル稼働版のLLMも出てきてはいますが、スマホやタブレットといった小規模なハードウェアでも動作するようなもの、Appleの各種ハードウェアで稼働するようなものが紹介されるのではないか、というのが今年の一番の注目点です。
これは、「さすがに出てこないとおかしい」「出てくるといいのに」という話であって、確実に出てくるという確証があるものではありません。
一応、Appleによる対話型AIシステム「ReALM」についての論文が発表されるなど、気配がないことはないのですが……試作品と実際にリリースできるソフトウェアはレベルが違うので。
iPadの「何か」が変わる?
5月にiPadのイベントが行われるとか、いろいろ噂が先行していますが、iPadのOSについて「見た目」や「使い勝手」の面で変化が発生するものと予想されています。ただ、ちょっと味付けが変わるぐらいで、根本から何かが変わるようなことはないでしょう。
現在の高価格化路線にさらに拍車がかかるような「何か」が追加されるものと見ています。新たなセンサーとかいった、ハードウェアなんでしょう。それを追加するとどういう「いいこと」が起こるかは不明です。
素直に考えれば、搭載RAMとSSDの容量を増やす……というのが、パフォーマンス向上のために必要な仕様変更でしょうか。バッテリーも増やさないと。
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