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#2 悩める妹

今週も#なかじのじかん、始めます。

今日実家の両親と僕の三人で映画へ行った。
多分この構図で行くのは5年ぶりぐらい。僕は別の県で暮らしているため非常に珍しいのだが、父親が好きな俳優さんの最新作ということで誘ったわけです。親も僕も年を重ねて、道中話す内容も様々なテーマを話せるようになった。
まあとにかく、皆楽しめたので良かった良かった。

そして、題目の妹。

僕には妹が一人いる。
両親と同居中。

妹だからか、贔屓目になるが、顔も良いしタッパもそこそこあり細身。料理とピアノと掃除が大得意で保育の仕事をしている。

でも未だ独身。

独身なのは関係ないんだが、問題は彼女が抱えている「悩み」の多さだ。
以前に体調を崩すほどのストレスを抱えてから、悩みは積み上がる一方。その当時はもう僕は家を離れていたので細かい詳細は分からないが、主に性格と人間関係に原因があった。

まあ、とにかく完璧というか、「私はこれぐらいやれるんだ」という自分で自分にプレッシャーを毎日かけている。それが達成されない日が積み重なるとストレスになり、「私は出来ない」という自己否定が生まれる。その状態でやり過ごしたら小さなミスでも心に大きなダメージとなってしまう。

今日は特に上手くいかなかった様で、両親を自宅まで送った際に、泣いていた。

その後、ゆっくり時間をかけて話を聞いて、今やるべきことや彼女の持つ重りの下ろし方、上手く行かない原因をいくつか解いていった。

昨今、巷で色んな方が発信するようになった、「好きな事をとことんやりきる」論。

時代によって仕事の在り方や稼ぐ力、収支の柱も一つとは限らなくなってきた。

僕はこれを書いている立場でありながら十分実行出来てはいないんだが、

選択は、自由、なんだよ。

自由。

必ずしも朝早く起きる必要はない。
仕事をしなければならないというのはない。
料理が上手くいかなくて駄目なことはない。(食べたらかなり美味しかった!!何が駄目なのか分からなかった)
結婚はしなければならないことはない。

何に付けても、しなければならない。

そんなの、全部、ない。

自分で自分に一本ずつ鎖を巻き付けてる、ような。

自分に厳しく、人にやさしくという言葉が生ぬるいがんじがらめ状態なのだ。

そりゃ、いつもしんどいわ。

結果として、疲弊している自分を引き連れて何かをやっていても、何も得はないし、相手も一歩引いてしまう。 

まず第一に、
何をするにも
自分の状態をちゃんと見ること。
自分が本当に向かいたい場所へ一歩一歩歩んでいるか。
自分に嘘をついていないか。
51%の満足を維持できているか。(不満足と比べて)

自己投資をもっともっともっとしよう。

その一歩が向かいたい方の扉を開けていく最善じゃないかと伝えました。

僕もまだまだ不安定です。
人に言える立場じゃ全然ないんだけどね。

ただ、相手、第三者にすれば、自分も誰かに目を向ける時は、やはり、悩みをぶちまけて投げ槍になってる人より、歩みは遅くとも前向きに進んでいる人を見る。相手を認識する事で自分自身も更に頑張ろうっていう思考になるからね。

「やりたいことをやる」

その意識は、きっと形になると信じてやみません。

悩める妹。

悩める事はそれだけ向かいたいベクトルがあるということ。

いいじゃない。

悩みの少ない妹を見たい兄はいつも応援している。

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