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「答えは自分の中にある」のか考えてみた

このフレーズ、どこかで聞いたことありませんか。
世の中にはたぶん人の数と同じくらい様々な問題があります。

年収はいくら稼ぐのが幸せなのか、生涯のパートナーとはいつ出会えるのか、はたまた出会えないのか、子育てはどうすればいいのか、親がボケてきたけどどうすればいいのか、仕事がいつまで経ってもつまらないのだけれどどうしたらいいのか、など千差万別な「問題」がそこら中に存在しているのです。

大人になり様々な経験を積むと、簡単ですぐに解決できる問題なのか、今まで考えた事のないタイプの問題なのか、苦手なので避けてきた問題なのか、など大まかな判断は直感的にできるようになって来ます。

ぼくは理系のエンジニアなので、問題を解くことが業務であったりします。例えばこの機能にかけるコストを低減したいのだけど何か良い方法はないだろうかとか、開発する機器のサイズを小さくしたいのだけれど何か削れるところはないだろうか、といったように他人から「問題」を提示されることも、自分で「問題」を抽出、設定することもあります。

今の会社に入って1年くらい経過した頃に、自分にも部下にも厳しいけど仕事がすごく出来る先輩から「簡単に質問を持ってくるな。自分で考えて仮説や提案を持って来い。」と言われたことを時々思い出します。

「問題」が発生した時に、「質問する」という選択肢ばかり選んでいると、自分で考える能力を伸ばすことができなくなってしまいます。先輩は酒もタバコも一切受け付けず、自ら問題を設定し自ら行動する、『率先垂範』を絵に描いたようなの方でした。

「エンジニアたる者自分の中に答えがないか、直接的な答えがなくてもヒントになることがないかな、くらいの事は少なくても考えて他人に迷惑を掛けないようにならねば。」とぼくは時々そんな事を考えるようになりました。前述した先輩には心から感謝したいと思います。

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今週は夏休みです。会社を離れて世間一般を眺めてみると、相変わらず悪いニュースばかりが目に入って来ます。
政治の世界でも、スポーツ界でも今ホットなトピックは「パワーハラスメント」、いわゆる「パワハラ」です。そしてこの問題は実際、ウチの職場でもとても大きな問題として存在しています。あなたの職場や組織にも居ませんか、権力に物を言わせて強引に合意形成しようとする人が。

「忙しい」という漢字は心を亡くすと書きます。心を無くしたら人間ではなくロボットです。いくら忙しくてもある程度心にゆとりを持てるよう心がけてはいかがでしょうか。

2019年はフリーターとしてスタートしました。 サポートしていただけたら、急いで起業します。