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とあるゲルニカ

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個人的な主張も、当たり障りのある事も、様々なの事をピカソの絵画ゲルニカの様に綴っていこうと思います。
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2018年6月の記事一覧

心配の偽善、人を憂う優しさ

心配の偽善、人を憂う優しさ

心配という「心」「配り」は、
必ずしもされる側にとって有難いものとは限らない。

されたくない、嫌気のさす心を一方的に配られても迷惑なだけだ。
あなたのためってのは
「人」の「為」の「善」であり、
おおまか「偽善」である事が多い。

自分が納得したい偽善者の心配なんて、
歪んだエゴ迷惑以外の何物でもない。

ただ、そうじゃない誰かの為、
「あなたのために」も有る。

けどそういう有難いものは水

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優しさには勝てねえなあ

優しさには勝てねえなあ

いいの匂いがした。
キッチンに向かえば祖母がおでんを作っていた。
振り向きざまの第一声は、

「あんた大丈夫?」

ん?と答えれば、
「いつもより顔色が悪いわよ。」

そんな、亡くなった祖母の夢を見た。

その一言が胸に刺さって目が覚めてしまった。

僕は数年前から体調を崩してる。
けど僕の体の心配する親族はいない。
今更それを悲観はしないけれど、
心配してくれるのは祖母だけだった。

優しさ

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ため息の必要

ため息の必要

せっかくの休日だってのに雨、
久しぶりの不快な雨。

ため息で呼吸するのは気分が良くないけれど、
ため息は副交感神経のリラクゼーションでもあるから悪くない。

と自分に言い聞かせてもやはり憂鬱だ。

作業がひと段落するまで集中したいけれど、
ため息タイムを取る休憩が必要なのかもな。

ただ外出時はどんなに疲れていても、
人の前でため息をつくと不快な思いをさせてしまう。

それは良くないけれど、自殺

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