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シューズ対応表、換算表もいろいろあって、、〜女子の靴のサイズはさらにナゾ?②〜


続きです。

下画像❶❷❸はいずれも男女別の靴の海外サイズ換算表です。
比較するため25.0cmを枠で囲ってます。

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(R&D〈シューケアグッズメーカー〉様サイトより)


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(amazonカスタマーサービス様サイトより)


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(楽天市場様サイトより)



この❶、❷、❸の換算表ではいずれも25.0cmの

・海外表記が男女で違う

・❶❷❸の表同士で比較してもそれぞれ表記が少し違う

(特に女子の方がばらつきが大きい)

一覧にするとこんな感じ。

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どれかが間違ってるというような話ではなくて、それぞれ何かしらの根拠に基づいて作成された換算表だと思われます。

こんなにバラバラになってしまうのは

⚫︎「“統一規格的なものが実質存在しない“のでいろんな基準のサイズ表記があること」

⚫︎「US、UK表記=0.846cm、EU表記=0.67cm、cm表記は1.0cmと1目盛のピッチが違うので対応表は無理矢理調整して辻褄を合わせていること」

なんかが原因だと思われます。

靴メーカーはそれぞれのルールに基づいて一定のサイズピッチで靴をつくっています。
そのサイズ表記方法もそれぞれのルールに基づいてそれぞれ自分達で決めてます。(国際統一規格なく、罰則とかもないので)

もちろんその“サイズどり“や“表記方法“は決していい加減なものではないですが、結局、いろんな国・メーカーの靴が集まった時には
『一つのサイズ表記ルールで対応できない』
のは当然ということになります。

いろんな換算表や対応表も販売するお店やサイトが自分達が扱うことが多い靴の『国・団体・ブランド・メーカー』の表記ルールをメインにつくることになります。

結果、世の中にバラバラの換算表、対応表が溢れることになります。

そして、うちのような色んな国のいろんな靴を扱うセレクトのお店ではその影響をモロにうけます。

私たちはやはりその状況をある程度把握しておかなくてはいけないということです。(ワンブランドの靴だけ扱うならサイズ把握は容易)

ちなみにNIKEのサイズ表記はこんな感じです。

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NIKE ブレイザー ロウカット 女子用ですがメンズ表記も記載してます。
(ブラジル表記があるのがさすがワールドマーケットのスポーツブランドです)


NIKEはアメリカのブランドです。
US表記が軸になります。
US表記が男女で違うのは前回説明しました。が、

各国表記もNIKE独自の表記ルール、考え方に基づいて記載しているようで
UK表記とcm表記まで男女で数値が違います。
(かかと重心の位置、関節の位置、必要な捨て寸の長さなどの男女差でしょうか?)


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スニーカーというジャンルだけでも各メジャースポーツブランドで表記はバラバラです。
そういうサイトがありましたので参考までに。

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今回、女子靴のサイズ表記について色々と調べてみてます。
もう少しある程度のルールや慣習や規則性がわかるかと思ったのですが
現時点では残念ながらあんまりわかりませんでした。

もはや服のサイズ設定に近いような感じもしています。
(各ブランド、メーカーそれぞれのサイズ設定があるだけ)

“洋服よりも遥かに細かいサイズ展開““シビアなフィッティングが求められる“ことが勝手に“靴には決まったワールドスタンダードルールがある“ように思わせてるのかも知れません。

各ブランド、メーカーのサイズ表記も、サイズ換算表や対応表も大して頼りにならなそうです。(特にセレクトのお店では、、)

さて、ではどうすればいいのか?ですが、

長くなったので次回に続きます。が、

とりあえずわかったことはやっぱり

『サイズ表記はホントに目安でしかない、実際のサイズを決めるには試着がマスト!』

です。

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