![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49979940/rectangle_large_type_2_45465a1cb023ca5d0629cb052c0d5a9a.jpeg?width=800)
靴のEUサイズ・JPNサイズとは? 「UK、US、EUサイズ表記は何の数字なのか?とその計測方法」続き (シューズのサイズがなんだかわからないのはなぜか④)
(見出し画像は「靴の寸法」Wikipediaよりお借りしています)
「靴のサイズ表記」がなんだかわからないのは主に2つくらい原因があります。
1、表記されてる「UK、US、EU、JPN(cm)」サイズの計測の仕方、単位がそれぞれ違う
2、表記されてる「UK、US、EU、JPN(cm)」の単位の1カウント分(1目盛分)のピッチ(等差)がそれぞれ違う
どいういうことか?順番に少し詳しく解説しています。
まずは[前回の復習]から、
“1、表記されてる「UK、US、EU、JPN(cm)」サイズの計測の仕方、単位がそれぞれ違う“について、
《UK、USサイズ表記》の計測、カウントの仕方です。
◉かかとからつま先にむけて
A幼児サイズ(1段階目)、B子供サイズ(2段階目)、C大人サイズの3段階にわけてカウント、表記される。
(ただし、英国式と米国式では1カウントずれてる)
◉1カウント(1目盛分)=1/3インチ(0.846cm)
バーリーコーン(大麦1粒分の長さ)という昔の靴サイズの単位を実は今も使っている。
でした。
=例えばUK表記なら=
A、かかとから4インチ(10.16cm)の位置(幼児用最長サイズ)
B、Aの位置(かかとから10.16cm)を起点0として1、1 1/2、2、2 1/2、3、3 1/2、、、、、13 1/2の長さまでカウント。
(子供用最長サイズ:かかとから21.635cmまで。これ以上大きい靴は大人用サイズと考える)
C、Bの13 1/2(21.635cm)の位置から改めて、1、1 1/2、2、2 1/2、3、3 1/2、、、とカウントして、、、制限なし。(大人用サイズ)
です。
このUK表記のカウントの仕方をシューキーパーを使って無理矢理、画像化してみると、こんなイメージ。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50470776/picture_pc_7c7c584a7f9f4201a71fa1d5546c7b6b.jpeg?width=800)
でした。
今回は続いて《EU表記》《JPN(cm)表記》についてです。
《EU表記》
◉EU式はかかとからつま先まで素直に計測、カウントします。
UK、USのように「子供サイズ」「大人サイズ」と途中で区切って数えなおしたりしませんが、
なぜか
1カウント=2/3cm(0.666mm)ずつです。
(パリポイントと呼ばれていてこれも昔の計測方法)
そのせいで他の表記に比べてやたら大きい数字になります。
(男子なら“41“サイズとか、女子なら“36 1/2(36H)“サイズとか)
今回のNB990はEU表記“42“です。
(cm換算すると、42x 0.666=27.972cm)
こういうカウントイメージです。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50473964/picture_pc_fbe53609a052481a1a3280a8f69b341c.jpeg?width=800)
例えば
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49968482/picture_pc_5c41676df494de22f53fca3f0b354426.jpeg?width=800)
こういう女子用のフラットバレエなんかは
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49968524/picture_pc_8f884a67713a03c5e982ba17af705181.jpeg?width=800)
女子シューズは日本製でもEU表記採用のものが多いです。
《cm表記(JPN)》
◉日本のJIS規格は実は国際標準規格(モンドポイント)に合わせています。
メートル法を採用していて、かかとからつま先まで素直に何センチか計測します。
ご存知の通り0.5cm刻みで表記されてます。
メチャクチャわかりやすいです。
例えばUKサイズ表記で使ったシューキーパー。
JPN表記はメジャーの数値のまま読めばOKということです。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50490578/picture_pc_d5e31cc9c4a2d216862bb7e2e808d608.jpeg)
かかとからつま先へ。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50490781/picture_pc_2a1403156451d239f3b55d04f031430e.jpeg)
27.5cmあります。(だからといって27.5cmの靴という訳ではないんですけど、計測の仕方はこうです)
例えばアシックス製のローファー。JIS規格採用。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49968922/picture_pc_b6b44ffdf798db224f4a450b26658122.jpeg?width=800)
わかりやすくcm表記です。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50063826/picture_pc_ce45f9633a20f99c00bedf269a7be780.jpeg?width=800)
《もう少し詳しく理解したい方は内容難しいですがWikipediaを》
<まとめ>
◉UK、USサイズ表記は
かかとからつま先までカウントしていくが
A幼児サイズ(1段階目)、B子供サイズ(2段階目)、C大人サイズの3段階にわかれていてそれぞれ1からカウントしなおす。
1カウント(1目盛、1バーリーコーン)=1/3インチ(0.846cm)
◉EUサイズ表記は
かかとからつま先まで素直にカウント
1カウント(1目盛)=2/3cm(0.666cm)です。(パリポイントと呼ばれてます)
◉JPN(cm)表記は
メートル法で素直にかかとからつま先までカウント
1カウント=1.0cm ハーフはもちろん0.5cmです。
◉というように各国表記の考え方・計測方法・単位、すべてバラバラ
【注意】
・米式は違う計測法もあるらしい。
・さらに他の国では独自の計測法もあるらしいです。
・各cm換算方法は複数資料を参考に独自に計算してます。正確なモノではないです。
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