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大切なのは、いつも”目の前にいる子ども”だよ。

 昨日、大変お世話になっている女性の方に会ってきました。育児の事について聞きたかったのもあったので、色々と質問やら疑問やらをぶつけてみました。僕が『ジーナ式っていうのをやろうと思っていて、夜通し眠れるようになるそうです。そのために、ミルクの量とかを調整しています』という話をしました。その時は「へぇ~そんなのあるのね!」と言っていましたが、その後の話の中で、どうやら僕が見失いかけている点を絶妙に悟らせてくれました。

 「育児だけじゃないけど、教育ってやっぱり”目の前の子どもがどうか”じゃない?いくら育児書を読んだり、人の話を聞いたとしても、目の前の我が子が本当に求めている事は何かに、きちんと耳を傾けて、向き合ってあげないとうまくいかないわよね」

『はっ!!』としました。自分も授業をつくる時には、目の前の子どもにどうフィットさせるかをすごく重視していたのに、育児になると、専門書やマニュアルばかりに頼りすぎて、ちゃんと自分の息子が求めていることを無視していた気がします。まだまだ未熟ですね~ほんと。昨日の夜は、よーく観察して、求めているものに耳を傾けてやってみたら、ちょっと変わりました。

ここからは、昨日書いた”僕(男性)が育休に入るからこそ見えてくる世界”から何個かピックアップして書きたいと思います。

①男性で育休に入ることの憧れ、意識の醸成、普及に繋がる。

 僕が育休が取ることを正式に周知されたのが、2週間前でした。男性の場合は、子どもが生まれてからではないと、公式に育休を取ることができないので、あまり早く公言してしまうと、そうならない場合もあるので慎重にやりました。(今後は男性にも産前・産後休の取得が広がる流れのようです)

 今の職場の先生方は非常に好意的で、次に自分が子どもが生まれた時の選択肢のひとつにはなったと思います。また僕が育休から戻って来た時に”いかに豊かな時間を過ごしたか”を発信できれば、男性でも育休に入ることへの憧れは出てくるのが自然かなと感じます。

 他の学校の先生にも、立場上周知しなければいけなかったので報告をしました。みんな『え!?マジで?』という反応でした(笑)中には、夫婦で同時に取得できないと思っていた先生もいました。少なくとも、僕が知っている限り男性で育休を取った人は見たことがないので、無理もないかなと。「中学校」「男性」「育休」の3つのワードが結びつくことがないので『え、それってできるんだ」って感じの反応でした。社会科の先生はまた違った反応ですけどね。

 今日の朝、NewsPicksでOWNDAYSの田中修治さんが『日本をUPDATEするためのキーワードとは?』で話していることが妙に共感できました。

 結論『みんな”やらない”だけ』という話です。成長したかったら”だたやるだけ”なのですが、やらない。育休という制度があることは誰もが『知っている』。教員なら取ることも『できる』。でも色々な理由をつけて『やらない』。だからできない、変わらない。すごくシンプルで、伝わってきました。

 ちょっと長くなってしまったので、ここまでにしたいと思います。さっき、奥さんが寝ている最中に、オムツ替えと授乳、寝かしつけまでやってみました。おっしこ大放出されましたけど、朝日に光って神々しくなっておりました(笑)今日も良い日ですね♪

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