ハンタにこんな希望的解釈があるとはね_週報221108

ハンターハンターが連載再開して3週経ちました。

嬉しいね。

ハルケンブルクの念獣について考察したいと思います。

この考察はハンターハンター単行本37巻のネタバレを含みます。


1.現在判明している念獣の能力について
ハルケンブルクの念獣は強化系に分類されますが、術者本人の特性により操作系の能力も発現しています。
念獣の能力としてまず初めに、団結、覚悟の証として右手の甲に葉っぱのマークが現れます。その際、要請型操作系能力の作用でマーキングされた際に一時的な記憶喪失となります。
このマークはハルケンブルクに対する忠誠度によってマークの持続時間が変わり、忠誠度が低い場合は10分程度でマークが外れます。逆に忠誠を誓っている限りはマークは消えません。また、このマークはハルケンブルク本人にも現れています。
そして、このマークが現れたものが意志を一つにすることでオーラが瞬発的に増加、ハルケンブルクが弓を構え、引くと、どんな攻撃も効かない絶対の防御力の鎧を纏い、どんな防御も貫通する必殺の攻撃力の矢を放ちます。
その際、臣下一人の肉体を犠牲を対価として支払います。
矢が当たった相手は、肉体を犠牲にした臣下の魂が入り込み、相手の肉体の主導権が臣下と入れ替わります。

2.ここまでの匂わせ
匂わせとして、念獣は本来強化系だが操作系能力を発現していること、それがハルケンブルクの信念によるものであるということ、肉体の主導権を入れ替えた後の相手が死んだ場合、元の肉体の持ち主が生き返っていることが判明しています。
今回、自殺したシカクの能力がベンジャミンに引き継がれていますが、そうじゃない方の能力はまだ引き継がれていないことも描写されていました。

3.考察
以上から私は念獣の能力は攻撃した対象者を強制的に洗脳する能力であると考えられます。言うなれば避けられない「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」ですね。しかし、それだと縛りが強すぎるので本人に忠誠を誓った臣下に操作させるということです。肉体を移された臣下の魂は、移した後の肉体が死んだ後は多分元の臣下の元に戻ってきているのではないかと思います。縛りが弱すぎる気もしますが。。。
これはハルケンブルクが継承戦を勝ち抜くために発現した能力だからです。
王子同士は殺し合うことができないという縛り上、王子は自身の臣下に他の王子を殺させなければなりません。
従って、自身を拡張することで間接的に他の王子を無力化する能力を手に入れるのが合理的です。
この能力で他の王子の兵士を全員洗脳すれば限りなく勝ち確ですし、王子に対する洗脳もハルケンブルク自身に悪意がない=信念をぶつけるだけなので、「王子に対する攻撃を念獣はさせない」という縛りも攻略している可能性があります。

4.継承戦、バトルで勝つのはハルケンブルク、結果は知らん
このハルケンブルクの念獣の能力が王子に対して有効である場合、敵対王子(特に好戦的な1、2、4)に100%勝てます。
2のカミーラの能力は死ぬことが条件であり、ハルケンブルクの攻撃はただの洗脳なので無効化、洗脳後のカミーラを自殺させれば完封です。
1のベンジャミンは臣下が死なないと能力が引き継がれないので、強い能力持ってるベンジャミンの臣下を自殺させなければ、ただの能力引き継ぎ待ちのマッチョになります。
4のツェリードニヒは予知しても予知中の10秒間で反撃できないので論外です。ツェリードニヒは負け筋多すぎる。
それ以外のバトルじゃない頭脳戦はまだ結果わかんないけど最終的にクラピカが護衛してるワプルが生き残るんじゃないですかね。幻影旅団は全員死にます。幻影旅団は全員死ぬって冨樫も言ってた。

こうやって潰される考察を書くことで次のハンターハンター再開を願うんだわ。

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