復讐の標的 第二章 小田美菜子3
「いや、イヤです!放してッ!」
覆い被さってきた近藤の下でもがく美菜子。しかし近藤に頭をグッと捕まれるといきなり唇を奪われる。
「んっ、んぐぅっ…」
塞がれた唇の舌からくぐもった声が漏れる。甘い少女の匂いがぐっと鼻を突いてきて、反射的に近藤は舌を入れていく。
「んーっ、んんーっ!」
抵抗の声を発し、懸命に近藤を押し返そうとする美菜子、しかし美菜子の力で倍近い体重のある近藤の身体をどうこうしようなど、無駄なあがきでしかなかった。ほのかな甘みさえ漂う十五歳の少女の清ら