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【妄想ライオンズ 107】2023勝手に契約更改 その3 ー外野手ー

ドングリーズと言われて久しいライオンズの外野陣。今年は、残念ながら、さらにその混迷に拍車をかける1年になりました。

シーズン序盤は愛斗が抜け出たように見えましたが、5月以降失速して帰らぬ人に。外国人のペイトンはさして活躍できず、長谷川、岸、若林、鈴木将、西川が、出ては消えでては消え。蛭間が終盤に出てきましたが、阪神の森下のようにはなれず。

とにかく、卵はたくさんあるんです。いい卵が。これを育て切るのは、首脳陣の力でしょう。

補強も見込みにくいライオンズ。平沼あたりの内野からのコンバートもありそう。

栗山巧 試合 77  OPS .721 
現状 1.79億円万円 → 現状維持

一応外野登録なので。そして、40歳、外野登録で77試合出場は、結局栗山が1番多いです。。
シーズンの序盤は大いに苦しみ、批判も受けましたが、7月以降は一気に挽回。印象に残る一打が多いですね。OPSも優秀な域まで戻しており、まだまだ健在ぶりを示しました。
150キロを超える速球にどう対応していくか、ここにさらなる進化があれば、まだまだ脅威の勝負強さがあります。
来季も欠かせぬ、精神的支柱です。

愛斗 試合 73  OPS .539
現状 3300万円 →  現状維持

期待された1年。1番として素晴らしい滑り出し。ライオンズの長年の懸案がいよいよ解決できた、と思ったのは2ヶ月だけ。
三振55に対して、四球が3。低めに変化球投げておけば大体追いかけてくれる。そんなところが見えてからは、結局シーズン最後まで挽回できませんでした。
守備と走塁だけで生きていくことはできない存在です。バッティングにさらなる革命を見せて欲しいです。

鈴木将平 試合 72  OPS .575
現状 1500万円 → 2000万円
 

愛斗の後を受けて、中盤は3番も任されることもあり、つなぎのバッティング、確実な走塁が目立ちましたが、守備は雑だし、いかんせん打点がが15では中軸としては寂しい。
バッティングでは何が売りなのか、長打でないならば、どういうバッティングで売り出すのか、方向性が見えません。
やはりつなぎ役なんじゃないかな、と思うのです。
そうなると、守備をもっと安定させないと、使いづらいかな、、とも。

長谷川信哉 試合 59 OPS .614
現状 670万 → 1000万円

スピードあり、守備のセンスもあり、パンチ力もある。小技もできる。センターの1番の候補だと思うのですが、思ったよりも多用されませんでした。また、首脳陣からの信頼も薄いのか、ミスがあると、ちょっと打撃が降下すると、すぐに下に下げられるという感じでした。

外野ドングリーズの中では唯一OPSが6割を超えるバッターです。来季が4年目。是非ともブレイクして、一気に外野のレギュラーを取りに行って欲しいです。

蛭間拓哉 試合 56 OPS .573
現状 1600万 → 1800万円

シーズン後半からようやく1軍へ。同じように大卒のドラ1の阪神の森下がシーズンを通して使われてきたのと比べると、物足りない1年目でしょう。
登場してからは、打撃のセンスの高さ、選球眼の良さ、そして、ベンチでイキのいい喜怒哀楽ぶり、走塁のセンスの良さ。いずれも一級品であることを見せつけてくれました。守備はまだまだですが。

来季は、腹を据えて、次代のスタートして、たとえ打てなくとも1年間使い続けて欲しいです。ライトの柱は、蛭間で行くべきだと思います。ここは、首脳陣が腹を決めるべきかと。

金子侑司 試合 47  OPS .448
現状 1億2600万 → 8000万円

厳しい結果です。ドングリーズよりも遥かに下の成績で1億の維持は無理でしょう。

終盤にかけてバッティングは盛り返したきた雰囲気もあるので、来季に期待をしたいですが、そろそろ選手としての終わりが近づいているのか、、などとも思ってしまいます。

岸潤一郎 試合 61  OPS .558
現状 1450万 → 1800万円

チームが負けている時でも、決して試合を投げ出さない、野球センスと野球魂を感じる選手です。ただ、パートパートを見ると、率を残せるタイプではなく、かといって長打力が売りでもなく、守備や足が秀でているというわけでもなく、「これ」といったポイントが見当たらない。。

やはり、バッティングで勝負するしかないと思うのです。3割を打てるような打撃を是非とも目指して欲しいです。

ここ、というところで期待できるタイプのバッターです。

西川愛也 試合 29  OPS .568
現状 850万 →1000万円

不名誉な記録にめげずに、しっかりと体を作り上げてきている印象。なんといっても、長打を打てる、そして足も速い、守備も十分。体のラインは、大谷そっくりな風貌。シーズン終盤は、随分とバッティングも上がってきました。

彼の魅力は、長打力だと思うのです。20本打てるバッターになれば、一気にセンターを決めてしまうかもしれません。そのくらいの潜在力を秘めていると思います。

若林楽斗 試合 36 OPS .616
現状 1220万 → 1300万円

交流戦にかけては、いよいよこの人が復調するのかと思った矢先に、再度怪我。結局は初年度の怪我がまだ完治していないということなのでしょう。

シーズンオフに手術もしたということで、来季こそ完全復活を果たして欲しいです。彼はとにかく、スピードスターでありながら、パンチ力もあるというところが魅力です。しっかり回復して、レフトを任せることができれば、一気にライオンズの外野は整います。

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