配色の実践

写真から配色を教えてくれるサイトや配色を言葉で伝えてくれるものなど、配色を考えるヒントになるサイトについて備忘録しておきます。

さて配色の前に色のはなしをすこし。
日本には日本の販売色という、販売に向いている色がありまして、それはそのまま日本の原色にもなっています。(伊吹卓『色彩マーケティング』)

日本の原色であり販売色である色とは、
赤、白、青、黒
の四色です。
いずれも色の名前の下に『い』がついて名詞とつながります。
赤い、白い、青い、黒い、です。
そのまま名詞につながるのはこの四色だけです。
この部分の説は国語学者、金田一春彦氏によります。

赤いは明るい、
白いは空が白む、つまり夜が明けて空が明るくなる、
青いは空を仰ぐ、
黒いは暗いという外の状態を意味するといわれています。

さて配色ですが、これがなかなか結構悩ましくて、なれないうちは下記のサイトがとても役に立ちます。


写真はトーンが統一されているのでこのサイトを活用するとトンマナがこれでよくなります。写真をパレットとしてつかう発想です。
http://www.colorhunter.com/

upload an image を選んで、ファイルを選択をクリックして写真をデスクトップから選んでupload image でアップします。
あとは自動でその写真でつかわれている色を表示してくれます。

こちらは urlをいれないといけません。
http://www.degraeve.com/color-palette/


こちらはアドビのユーザーでないとつかえませんが、さすが有料です。
バリエーションをかえれます。
https://kuler.adobe.com/ja/

原色大辞典
http://www.colordic.org/

日本の伝統色 
これは名前の由来がのっていないので、今後のせてほしいのですが、色の由来を調べて説明すると非常に説得力があります。
http://www.colordic.org/w/

カラーイメージスケールは色と言葉の関係をつなげるマトリクスです。
サイトでは一部の紹介で書籍ではたっぷり紹介されています。
刊行されてから20年たっています。変化がないということでしょうか。
http://www.ncd-ri.co.jp/about/image_system.html



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