ピーハツ星人 カレーパンに出会うの巻
ぼくのなまえはピーハツ星人
きょうもたまちゃんのあたまんなかで
げんきにめがさめた
あさから たまちゃん なんだか おおさわぎ
『ママ おせんたく もう おわる?』
『ママ あどどれくらいてパン屋さんに行ける?』
さいきん えきまえにできたパン屋さん
そのお店のカレーパンがとってもおいしいんだって
おなじさくら組の
かなちゃんがおしえてくれました
お子さま用の小さいカレーパンがあって
あげたて サクサク とろとらで
ほっぺが2どもおちそうになったっんだって
かなちゃんなんてもう3回もたべたんだって
『これはママにはなさなくっちゃ 』
ぼくはぱちんとゆびをならしました
こうしておけば たまちゃんはわすれずママにおはなしします
さっそくお休みの日にかいにつれていってくれる約束をしました
今日はその約束したお休みの朝
『楽しみだな カレーパンか あつあつ サクサク
とろとろ かんがえただけでピーハツだぜ』とピーハツ星人
『たまえ 行くわよ』
ママの声にぼくのテンションもばくあがり
ママの自転車に乗ってえきまえのパン屋さんに
向かいます
『ママ 早く 早く』
たまちゃんの声にぼくの声もかさなります
『ママ 早く 早く』
『はい はい』
ママの声もたのしそう
パン屋さんにつきました
自転車を停めてママはたまちゃんを補助椅子から
おろしました
たまちゃんはママよりも先にパン屋さんのドアをあけました
はいってすぐの棚に揚げたてのカレーパンがならんでいます
後から入ってきたママがトレイにカレーパンを3つ
のせました 1つは子供用カレーパンです
あつあつのカレーパンを買って家に帰ります
お皿にのせて はい いただきます
大きな口をあけて 1口
『おいしい』
たまちゃんはまた1口 大きな口をあけて
カレーパンをたべました
ゴロゴロお肉が口の中
『ママ おいしい』
ママも大きな口をあけてぱくり
『ほんと おいしいわね』
たまちゃんとママはニコニコ笑顔で
たべ終わりました
ここからは ぼくの出番
たまちゃんがハッピーな気持ちで
いっぱいになるように
ぼくはたまちゃんのあたまん中を
全速力ではしったよ
ぜえー ぜえー ぜえー
『よーし これだけはしれば大丈夫
カレーパンをおもいだすたびに たまちゃんはハッピーな気持ちになるぞ』
ぼくのなまえはピーハツ星人
きょうもぼくはたまちゃんのあたまん中を全速力しているよ
ハッピー ハッピー ハッピッピーってね
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