高齢犬、誤嚥かな?って疑うサインとは?


こんにちは、
アミナです。

今朝の朝食のときに、
母がヨーグルトでむせ込んでしまい、
咳が止まらなくなりました。

今までも何度か同じような経験があるので、
誤嚥性肺炎を起こしたら大変!

救急車を呼ぼうかとさえ思いましたが、
胸部のタッピングを行い、
身体に触れて「氣」を流し続けていたら
徐々に落ち着いてきました。

高齢になると
身体中のあらゆる部分の筋肉が衰えてきます。
人も犬猫もほぼ同じような症状が見られるようになります。


例えば、こんな症状が出たら要注意です。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

○ 食事中に咳き込む
○ 食後の咳が増えた
○ 食事に時間がかかる
○ 水などでむせることがある
○ 食べ物をよくこぼす
○ よだれが増えてきた
○ 食べた物が口の中に残る

少しずつ進行する嚥下障害を
見逃さないようにしましょう。

嚥下障害は、
必ずしも高齢犬に起こるというわけではありませんが、
噛む力や、喉へ送り込む力や、
頰、舌、首などの筋力の低下により、
徐々に進行してきます。

怖いのは、
気道に食べ物や液体、痰が残っていても、

喉の筋力が低下していると、
苦しそうにしていても、むせ込む力もないので、
誤嚥性肺炎になるまで、嚥下障害に気が付かないことも多いのです。

上記の「誤嚥を疑うサイン」に
ひとつでも当てはまるものがあれば、

食べる時に必要な力や
感覚が弱まっているかもしれません。
早い段階で気付けるように観察する事が大事です。

食べ物をこぼしたり、
よだれの量がふえてきたり、

硬いものを食べるのが極端に
遅くなってきたりすると、

噛む力や、唇の力、
舌の力が低下してきているのかもしれません。

このような状態になると、
口の中に食べかすが残りがちになり、

口腔ケアをきちんとしていないと、
口腔内に微生物がどんどん増えていきます。

この微生物を多量に含んだ唾液を誤嚥すると、
誤嚥性肺炎につながるリスクが高まります。

食べ物が残る、舌が白い、口臭がある状態になったら、
出来れば毎日、除菌を中心とした口腔ケアをして、
口の中がサッパリした状態を維持してあげて下さい。

それが誤嚥性肺炎を予防する事になります。

私は長いこと介護業界にいましたが
この「誤嚥性肺炎」は常に高齢者の日常にあり、
命を落としかねない重篤な状態になることも少なくありません。

食後の口腔ケアは、命を守る重要な習慣です。
毎食、毎日、欠かさず行ってあげて下さい。


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