犬種によって病気も様々(パピヨン)


こんにちは、
アミナです。

いよいよ4連休が始まりましたね!
初日は生憎の雨ですが、
今はあまり出歩かない方がいいのかもしれませんね。

お散歩に行く時間や日数が少ないこの頃、
人も犬もストレスが溜まりますが、
梅雨の晴れ間の短い時間でも、
家の中でもうまくストレスを発散させられるといいですね。


今日はパピヨンについてお話しします。

耳が大きくて、体は小さくて、可愛い犬種ですね!
ルーツはスペインのトイ スパニエルの一種とされています。

15世紀以降に、あのポンパドゥール夫人や、
マリー アントワネットをはじめとする、
ヨーロッパ貴族で愛されるようになったと言われています。

当時の肖像画には、
主人と一緒にパピヨンが描かれているものも見られます。

フランス革命の時には、
革命軍によって、貴族と共にその象徴でもあった
多くのパピヨンが殺害されたこともあったそうです。
そのくらい、貴族に愛された犬種だったのですね。

聞いたところによると、その当時のフランスでは、
入浴をする習慣がなく、寄生虫が人間につくことが
多かったので、

犬にとっては少々迷惑な話ではありますが、
それを分散、または犬に寄らせる意味合いでも
犬を飼ったとされています。

ブルボン朝の時代までは、垂れ耳が一般的で、
尾も巻いていたので
リス犬と呼ばれていたそうです。

19世紀末頃に、スピッツやチワワと交配させて改良し、
現在の立ち耳タイプが出現し、
「蝶」を意味するパピヨンと呼ばれるようになりました。

性格は、落ち着きがないほど活発で、
運動が大好きな犬種で、スタミナも抜群です。
そんなわけで、ドッグスポーツに向いています。

狩猟犬の名残で、攻撃的になることもあるので、
幼少期からの躾が大切です。

注意すべき点と、気を付けたい病気などですが、
とにかく活発で運動がしたい犬なので、
激しく動けるような遊びが必要となります。

しっかり遊ばせて、
その日のエネルギーを発散させないと、
個体によっては手がつけられないような
やんちゃをするようになります。

ブラッシングも毎日してあげましょう。


なりやすい病気としては、膝蓋骨脱臼です。
チワワやダックスなどの小型犬に起こりやすい病気です。

歩き方などでおかしいと感じたら、
早めにクリニックを受診しましょう。


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