中学1年の夏休み

とんぺてぃーずのたかしろです。

noteでの投稿は初です。

今日から8月に入りましたので、
第1回目は、夏休みの思い出を書きたいと思います。

…あれは中1の夏、近所の「わんぱくこぞう」というゲームショップでプレステの「ドラゴンボール」の格闘ゲームの大会があることを知り、事前にエントリー。

元々持っているソフトだったので結構楽しみだった。

そして迎えた当日、大会に行くと、
自分を含めて参加者はたったの2人だった。

いきなりの決勝戦。

若い男性の店員さんもものすごい気まずそう。

僕は思った、「なぜ中止にしなかった」

大会と銘打ってるので、さぞ大きいモニターでやるのかと思ったら、何と普段デモ画面を流してる天井に付いてる小さいモニターに映してやるという事だった。

店側のモチベーションも低い事がビンビン伝わる。

何故なら2人しか来ない事を知っていたから。

僕は思った、「なぜ中止にしなかった」

決勝戦の相手ももちろん気まずそう。

お互い何の死闘もくぐらず頂上決戦に来ているのだから。

僕もいたたまれなくなって店の外を見た。

ちょうどジョギングしてるおっさんが横切った。

僕は思った『頼む!飛び入りで参加してくれ!』

心の声も虚しく、おっさんはこちらを見向きもせず走り去っていった。

そして決勝戦が始まった。

開始から数分で僕のリクームは横たわっていた。

僕の夏は終わった。

僕は準優勝の称号を得た。

これでようやく解放されるかと思いきや、終始気まずそうな顔をしていた店員さんから驚きの提案が。

店員さん「…せっかくなんで鉄拳もやります…?」

僕「えっ!?」

どうやら鉄拳の大会もあったらしい。

一緒に消化してしまおうという魂胆。

もしくはこのまま2人を帰らす事に罪悪感を感じたのだろうか。(なぜ中止にしなかった)

予想外の展開だったが、2人ともオーケーをし、
鉄拳で再戦決定。

僕自身「鉄拳」の方が得意だったこともあり、
ポールを使って勝利を収め、優勝した。

僕はその日、2つのゲーム大会で準優勝と優勝の称号を得たのだ。(対戦相手も)

ちなみに商品はたくさんあったので、2人でジャンケンをしながら順番に取り合った。それは有り難かった。

対戦相手は少し年上くらいの少年だったが、大会中はお互い会話を交わすこともなく、唯一交わした言葉はジャンケンの時の掛け声だけだった。

ゲームの感触よりも、モニターが天井に付いてるので終始上を向きながらのプレイで首が痛かった感触だけが残っている…そんなしょっぱい中1の夏の思い出…

ご愛読ありがとうございました。

また何か書いた時はよろしくお願い致します。


ところでそんな僕は現在
Twitter、YouTube(コンビ)、SHOWROOM、Instagram、TikTokと大体のことに手を出してますので、興味がありましたらフォローお願いします。

それでは暑い毎日ですが、手洗い・うがい・ソーシャルディスタンスに気をつけながら楽しい夏をお過ごし下さい。


ドギャス!




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