「推しててよかった」とまだ過去形で言いたくない。

残業続きの日々からやっと解放された後の飲み会の最中に目にしたスマートウォッチの通知を見たとき、咄嗟に表情を変えないようにする努力を始めてしまいました。
飲み会の隙を見てスマホで彼女のブログを開き、内容の重大さとは対照的にいつも通りの繊細で綺麗な文章を読み進めていく中で抱く心境は、ただ単純に何かの感情を意味する単語で言い表せるものではなく、頭の中にある語彙が絡まった糸のようなものでした。

だいぶ時間が過ぎた後の深夜2時。ようやく纏まった言葉を捻り出す余裕が出てきました。

一度は興味が薄れた乃木坂に再び戻ってきたときに、4期生に誰がいるかすら曖昧にしかわかっていない状況から始まって気づいたら推していたのが彼女でした。もうきっかけは分かりません。ただ、推しはじめてからもう2年くらいは経つと思います。私の性格的にどうもミーグリに苦手意識があって、結局参加したのは一度だけです。しかし、辿々しくなってしまった私に笑顔で話しかけてもらったやりとりの思い出は何にも変え難いです。

正直に言います。
微力ながら応援してきた、推してきた以上「心残りがないと言ったら嘘になります。」という文字列を見たときに悔しさを抱いたことは否めません。自分が悔しさを抱いてどうするんだよ、と自分でツッコミを入れたのですが、それでも。なのでこの感情は認めるしか無いです。

昨年夏に彼女が休業して全国ツアーに参加できなかった経緯もあって、今年の夏こそはライブで輝く姿を見たい、という思いもありました。
実を申しますと、全国ツアーの大阪以降のとある公演のチケットは確保できているのです。ただ、そこでパフォーマンスを目に焼き付けることはもう叶わないようです。
そもそも卒業発表関係なく行きたい北海道公演はいまだにチケットの縁がなく、そして、大阪公演は両日とも予定を空けることが叶わずそもそも応募もできない始末。あまりにもしんどい。
彼女のラストスパートを生で観れる可能性が小さいもどかしさは、いつかはやるはずの北海道公演一般販売へのモチベーションに変えます。最後の悪あがきはご勘弁ください。

とりとめのないオタクの感想を書き連ねましたが、最後に


早川聖来さんのこの夏が最高の思い出になることを、そして北海道公演と大阪公演を楽しめることを願うばかりです。

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