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今までの人生におけるハマりものを棚卸ししてみる 1 誕生~小3くらい

そういえば自己紹介とかなんにもしていない。
しかしただの紹介だけでは面白くない。
そこで考えたのが「過去のハマりものを振り返ってみる」。

やっぱ人間過去の積み重ねがあって今ができてるわけなんで、
自己紹介にはうってつけですし、
話のきっかけにもなるし、
「懐かしいちょっとまた読んでみるか」と思ったりするかもしれないし、
そこからうっかり神絵師様が熱を再燃させて超絶ステキイラストを上げてくれたりするかもしれないし、
そこそこメジャーなものにもハマってたんでそこらへんから人が来るかもという邪な考えもあるし。

何だいい事ずくめじゃないか! というわけで記憶がある限り、ハマったのが早い順から振り返ってみようかなと。

しかし最大の問題は年がバレること。じゅうななさいですよ?

初代トランスフォーマー

おそらく生まれて初めてのハマりもの。ちなみに色々シリーズありますが、映画版でも声優フリーダムのビーストウォーズでもなく正真正銘初代の話。はいバレた! お前の年バレたよ!

今でこそ作画とか超展開とかで「ネタ」的に語られることが多い当作ですが、当時のふじみやくんにとっては最ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ高にクールなロボットアニメ。後に上記のことを知り「お前ら何言ってるんだ? あれは最高にイカした超クーーーーーーーーーーーーーールなアニメだっただろう?」と感じたものです。

あまりにハマりすぎたためか「変形してこそロボットだろう!」という偏った思想が植え付けられ、他のロボットものを一切見ずに育つことに。当時からガンダムの存在は知っていたものの「変形しないじゃん」という理由で完全にスルー。
無論他のロボットものも一切知らず。そんなわけでトランスフォーマー熱が下火になってからはロボットにはあまり興味を持たずに育ち、今でもロボットに対してあまり思い入れがない感じ。スパロボとかもいまいちピンとこないんです。

でもって同時期にねんがんのファミコンを買ってもらったのですが、初のタイトルはもちろん『コンボイの謎』
これも今でこそ「凶悪そして理不尽なクソゲー」という評価ですが当時のふじみやくんにとってはやっぱり最高にクールなゲームだったのを覚えています。
自分は攻略本頼りにラストの面まで行ったもののどうしてもクリアできず、後に再チャレンジしたときも9面まで行って無限ループ(ファミコン初期のゲームにはよくあった)でルートがわからず詰んだんですが、なんと当時の友達はクリアしたとのこと。これ今でも自慢です。

そんなわけで、昨今は軍勢や一部のキャラの名前が本国に合わせられていますが、ボクにとっては正義の「サイバトロン戦士」の最高指揮官は「コンボイ司令官」ですし、破壊大帝メガトロンが率いるのは悪の「デストロン軍団」なんですよね。もう年なんかバレてる! 全てを開放しようぜ!!!

聖闘士星矢

まあボクらじゅうななさい近辺なら絶対通りますよねという一作。
自分的にはこれも「星座が鎧になる」という「(広義の)変形要素」があったためにハマったんだと。でもむしろアネさんがよりハマってた覚えが。推しは紫龍だったかしらん……?

ちなみによく語られる「星座ヒエラルキー」ですが、わたくし名古屋出身なのですが、名古屋人というのはホントマイペースで他人にあまり興味がなく、誕生日も身内かよほど親しい人間でなければ覚えてないため、幸いにも?全く話題に登らずでした。牡牛座(5/12生まれ)ってどういう扱いなんでしょか?

もちろん星矢フォロワーの『天空戦記シュラト』も履修済み。インド神話知識のいくつかは確実にここ由来。
おかげで「ラクシュミ」と言われると今でも「『ミ』余計じゃね?」とか、男神だというのに違和感があったり。小説版どうなったんでしょうね?

魔神英雄伝ワタル

これもボクらじゅうななさい近辺なら絶対通りますよねという一作。
近々新作が出るそうで。おいおい年号2つ変わってるよ? ギリ昭和の作品よこれ?

さてこちらは「ロボットものには興味が沸かない」とは言いましたが、ゲーム的な設定とか話そのもののコミカルとシリアスのバランスとか(忍殺で言う「左右」)が絶妙でそれでハマった感じ。
とはいえプラクションもしっかりハマって、友人の力を借りてゴーストンまで作り上げました。変形しなくても、なんかの「ギミック」があれば満足するんだなと。素のカッコよさだけではあまりピンとこないふじみや少年でした。

で、人生初の「推し」ができたのもこれ。ヒミコはガチ恋寸前まで推してましたねえ。いや普通にカワイイでしょう? でしょう????????
なんですが、ふじみや少年は当時から「あれは架空のお話!」というのは理解していたようで人生狂わすには至らずでした。まあでも、「天真爛漫不思議ちゃん元気っ子」という性癖は今でも残っていて「ああここで『刻まれた』んだなあ」と今になって思う次第です。

でもって、ここでふじみや少年は「声優」という概念を知り、推しの中の人の「林原めぐみ」という名前が脳ミソに刻み込まれたんですが、それが後に大変なことになるとは当時予想もつかなかったわけで……

そうそう、これ「異世界転生」ものなんですよね(召喚であって転生はしてないけどそこらへんの定義どうなんでしょ?)。
昨今の異世界転生モノブーム、我らじゅうななさい世代からするとなんというかタピオカブームみたいな「あんな昔よくあった話を何故今?」って感じがするんですよねえ。さっきのシュラトやダンバインも異世界召喚ものですしね。他にも色々あったはず。

そして後番のグランゾートももちろんハマり、あれで「魔法陣」とか「六芒星」とかの概念を知ったのかなあと。何より変形するのが良い。変形すればそれで良かったんですよ!!!!
で、順当に行けばグリグリが推しになるはずだったんですが、当時のふじみや少年には「ボクっ娘」という概念が理解できず、一人称で最後まで男の子と思い込んでまして、5年位後の再放送に至って「女の子だった!?」と知る始末。
当人が女の子って言ってるじゃねえか!!!! 当然推しですよ!!!!!!

ドラゴンクエスト3

ふじみやくんの初RPGはドラクエ2だったんですが、当時のふじみやくんはRPGというものを全く理解しておらず、アクションゲームのように「何度かやってれば」クリアできるものと考えておりました。
レベル上げなんて一切せず、街で革の鎧を売って聖なるナイフを買い、「ダメージが増えた!!」と大喜びして洞窟に行ってころがされて「あーだめだった次こそは」とかいうプレイスタイル。当然まともにゲームが進むはずもなく、王女を仲間にする事もできませんでした。

でもってドラクエ3ではどこで教わったかレベル上げの概念を知り、そのとたんに超面白い最高の体験をすることになるのです。そんなわけで実質はこれが初めてのRPG。「これがRPGというやつなのか!」というものを初めて知ってトリコになった記念すべき作品。
後に「寝る前にお話を妄想して楽しむ」という行為に没頭するようになるのですが、ストーリーラインやグループ構成、設定などはだいたいここから取っていたくらい、単なる「RPG」を超えた「お話とはどういうものか」というところにまで影響を及ぼした作品でした。サマンオサあたりでぼうけんのしょが消えてギャン泣きしたのもいい思い出。

で、初クリアしたのはレベル42~3くらい。なんですが、大きくなった後に再プレイしたときはレベル35くらいでクリア。
「あれっこんなに簡単だったっけ?」と思ったんですが、当時はただひたすら「攻撃あるのみ」という戦術だったのを思い出した次第。一人を賢者の石専任の「回復役」にしたらかなり楽になって、プレイスタイルも成長したんだなあとしみじみ思いましたね。

さてもう1時近いのでここらで一旦切りましょう。
この頃はだいたい同世代ならみんな通る道だったんですが、このあとからだんだん周りと外れていくことに……待て次回!

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