【旅行:1】広島旅行_その1

2024年3月23,24日

広島に旅行に行きました。
目的は4月いっぱいで廃止になるスカイレールです。
以前から気になってはいましたが、廃止になるとのことで駆け込みで拝みに行こうと思いました。

関東人の自分が広島まで行くのだから、ついでにいろいろ見て回ろうと思い、いろいろ調べてるうちに廃止ギリギリになってしまいました。

そんなわけでこんな予定を立てました。
※予定通りにはなりませんでした

1日目
・新幹線で広島へ
・広島港からスーパージェットで呉に移動
・昼食を食べて大和ミュージアムを見学
・瀬野に移動してスカイレールを拝む
・広島に移動して夕食
・広島城とか原爆ドームをチラッと見る
・温泉に入る

2日目
・呉線で三原に移動
・三原城の石垣をチラッと見て車をレンタル
・道の駅で昼食
・筆影山展望台に行く
・竹原の街並み保存地区を見る
・広島空港大橋を見る
・広島空港で車を返して飛行機で関東へ

詰め詰めのスケジュールに従って動くのは得意でないので、ある程度余裕を持たせて組みました。

天気は悪いみたいなので、景色はあんまり期待できません。
(それでもわざわざ呉線に乗りますが)

いわゆるな広島観光は、駅ビルが完成してからもっと時間を使ってしたいところです。

広島到着

静岡の途中から雨が降り始め、予報通り雨でした。

広島駅に到着

中国地方には初めて来ました。
関東からだと、なかなか気軽に来れる距離ではありません。
関西人が東北地方に行くような感覚でしょうか。

広島駅は工事中とは聞いていましたが、新幹線の駅はリニューアルが完了していてキレイでした。

広島港に移動するため、広電の広島駅停留場に向かいます。
人が改札に詰まるほど多くいたので大変でしたが、工事中の通路を通ってどうにか電停へ。
今は南口前にありますが、駅ビルの2階に直通するようになるそうです。

広島港まで最短で向かう5号線

系統がたくさんあるので、間違えないように乗り込みます。
乗る予定の5号線だけ乗り場が独立しているようで、無事に乗れました。
路面電車に乗るのはこれで2回目。1回目は修学旅行で行った函館です。
地域と共生している感じがして好きです。

路面電車ありきで道路が作られているので道幅が広く、カーブも最小限で見た目がとてもキレイで気に入りました。
普通の電車よりも床が低く、車輪と近いので揺れや衝撃はダイレクトに伝わってきます。

広島港

広島港に到着


広島高速を潜ると、まもなく広島港です。
自分で船に乗るのは初めてなので、勝手が分かりませんでしたが、チケットを買ってチケットを見せて乗るだけという簡単なものでした。

スーパージェットという速そうな名前の高速船に乗って呉へ。
本来広島と四国の松山を結ぶ航路ですが、呉を経由する便もあるので、乗ってみました。
中は1階が普通席、2階がスーパーシートという追加料金が必要な座席になっています。

速そうなスーパージェット

乗船時間も短いので普通席を購入しました。
観光バスと同じようなシートがずらっと並んでおり、どこでも好きな席に座れます。
定員は150名程度とのことですが、20名ほど乗っていました。

乗船時間は20分と少々。「わーはやくてすごい」と思っていたらあっという間に呉に着きました。
ほとんどの人が松山まで行くようで、呉で降りたのは自分の他に2名だけでした。

呉に着くと雨足が強まっていました。
船のターミナルにほぼ直結のような形で大和ミュージアムがあります。
いい時間なので隣にある食堂で昼食。

護衛艦さみだれカレー

横須賀など旧軍港に来ると条件反射でカレーを食べがちです。
今回も例に漏れずカレーを食べました。
海軍カレーらしいですが、普通のカレーとの違いはよく分かりませんでした。
私はスパイスの効いたこだわりのカレーよりも、レトルトのようなみんな知ってるカレーの方が好きなので美味しく食べられました。

食べ終えて外に出ると雨はほとんど止んでいました。
大和ミュージアムの外にある「戦艦陸奥」の展示を見つつ建物内へ。

いろいろなものがでっかい

大和ミュージアム

正直軍とか兵器についてはさっぱりなのですが、なんか限定の展示がやってるようなので追加料金を払って見てみます。

空母展とのこと。空母は戦闘機を積んだ船で、上面が滑走路のようになっているということは知っていました。
戦時中の空母は滑走路(甲板というそうです)が木材でできていたそうです。
離陸はともかく、着陸で傷みそうだなと思いますが、大丈夫だったのでしょうか。

日本ではいろいろな空母が試行錯誤しながら作られて、中でも煙突の形が変化しているところが面白いなと思いました。試行錯誤感がすごい。

通常展示も見てみます。

大迫力の戦艦大和

入るとすぐに現れるのが、1/10スケールの「戦艦大和」です。
数ある軍艦の中でも、日本でトップレベルの知名度なのではないでしょうか。
大小様々な砲塔が配置された姿から、当時の技術の結晶であることを感じます。
そんな戦艦大和は軍艦同士でドンパチやるのは最強クラスの性能を持っていたものの、完成したころは戦闘機による空中戦や潜水艦で戦闘機に邪魔されずに進む時代に移っていました。
戦艦大和は得意分野で力を発揮できないまま、4度にわたる敵戦闘機の集中砲火を受けて沈没したそうです。

その他展示は軍艦の歴史や呉の歴史。太平洋戦争の歴史や船の仕組みなど、何も知らない人でも好奇心さえあれば楽しめる展示がありました。

ほどほどに楽しんで大和ミュージアムを後にします。
外に出ると雨足が強まっていました。
呉線に乗るために呉駅へ。
呉駅の接近メロディが宇宙戦艦ヤマトなのが良かったです。名曲すぎる。

駅名標も戦艦大和仕様

その2へ続く(予定)

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