【旅行:1】広島旅行_その2

スカイレールサービス

呉駅から呉線に乗って、海田市駅で山陽本線に乗り換えて瀬谷駅に向かいます。
広島に来た目的であるスカイレール。かなり独特な乗り物だと聞いています。

瀬谷駅に近づいてくると、その姿を見ることができます。
駅を出てすぐ急勾配を登るレールがあります。

楽しみに電車を降り、スカイレール乗り場に向かいます。
山陽本線の改札と、スカイレールの改札はデッキで繋がっていてスムーズに移動できました。
スカイレールの改札に着くと、何やら封鎖されています。

まさかの運休

え、ああ、はい。
もうすぐ廃止になる自覚はあるのかと文句を言いたくなるところですが、メンテナンスのためなら仕方ありません。
このまま帰るのもアレなので、少しだけ歩いてみます。
この辺りは山だったところが、住宅地として開発され、その住宅地へのアクセス手段としてスカイレールサービスが作られました。

概ね南向きの急な斜面に、住宅地が広がっています。
駅前のロータリーを見ると、スカイレールの代替バスが止まっていました。
廃止後はバスに置き換わるのでしょう。

スカイレールのレールのそばを登る長い階段があるので登ってみます。
確かにこの階段を何度も上り下りするのは辛そうで、交通手段が作られるのもわかります。

急斜面に作られたレールと階段

階段を上り切ると、スーパーの駐車場に出ました。
住宅地の中腹にあり、おそらくここの住宅地の住民が利用するために作られたスーパーでしょう。

階段を上る前は一番上まで上ろうと思っていましたが、疲れてしまったので来月リベンジすることを決めて道路を下ります。

道路に出ると、代替バス用のものと思われるバス停ができていました。

スーパーの前のバス停

また、その奥にある看板も、スカイレールの廃止後は撤去されるものと思われます。

ここ以外ではまず見ない看板

急遽広島市街観光へ

仕方ないので広島市街に戻ります。
時間は16時前。日没まではもう少しだけ時間があるので、いわゆるな広島観光を少しだけしようと思いました。

新白島駅で下車。広島城に行ってみます。
城や歴史についてはさっぱりですが、お堀と石垣、櫓や天守閣を見るとなんだかありがたい気持ちになるものです。

広島城の天守閣

門を潜って天守閣の前まで行きました。
天守閣は原爆の衝撃の影響で倒壊したので、戦後に再建された鉄筋コンクリート製のものです。

まだ時間があるので、すぐ近くの「エディオンピースウイング広島」に行ってみます。

エディオンピースウイング広島

観光地ではなくサッカースタジアムですが、新しく作られて2024シーズンから新しくサンフレッチェ広島のホームスタジアムとして使用されています。

サッカー観戦は好きなのでスタジアムをぐるっと一周してみます。
客席には行けませんでしたが、周りの通路などは一切封鎖されておらず、なんだかいけないことをしている気分になりながら、スタジアムを後にします。

こんなところも普通に入れるんだ。な通路

まだ時間があるので、すぐ近くの平和記念公園に行ってみます。
日本人なら誰もが知っているであろう原爆ドームや、G7サミットで錚々たる顔ぶれが並んだ広場があります。

原爆ドームは教科書などでしかみたことなかったのですが、実際に見てみるとやはり生々しく、地面には瓦礫が散乱していました。
言いようのない迫力というか力のようなものを感じて、自然と立ち止まってただ眺め続けてしまいました。

知ってはいたけど生で見るとただならぬ雰囲気がある

道路を渡って例の広場へ。
キレイに整備されて、広場からは原爆ドームを望めます。
観光客でごった返していたので、逃げるように去りました。

例の広場

平和大通りを歩きます。
道幅が非常に広く、見た目がとても良いです。
歩いているだけでも気分が良く、かなり気に入りました。
この通りでは路面電車が走っていないので、代わりにバスが多く走っていました。

いい時間なので、夕食を食べに八丁堀へ。
八丁堀の辺りは広島市街の中心地です。
大きな通り沿いに、大きなアーケードがある通りがいくつもある光景はなんとなく川崎の駅前や、大阪の難波を連想しました。

広島のお好み焼きが食べたかったので「みっちゃん総本店」に入ってみます。
調べたところ有名な店らしいので、結構並んでいました。
とりあえずイチ押しっぽいセットメニューを注文。
薄い生地に焼きそばと焼いた卵が乗っています。卵の味と甘めのソースも相まって全体的な印象は甘い料理でした。

お好み焼き

満腹になったのでホテルへ。
東横インでしたが、マツダスタジアムの最寄りだからか文字が赤くなってて怖かったです。

荷物を置いたり充電器をセットしたりして一息ついたらお風呂に入りに行きます。

「ほの湯」は宇品の方にあるので広電に乗ります。
朝に乗ったのと同じ系統でしたが、夜になると景色も違って見えます。

普段から大きいお風呂に入るのが好きで、旅行に来ると必ず大きいお風呂に入ります。
いわゆるスーパー銭湯のような、比較的新しくて綺麗なところが好きです。

着くと、何やら入場制限がかかっていました。
そんなに人気なのかと思いましたが、実は前日に検出されてはいけない菌が男湯の内湯で検出されたらしく、露天しか使えないとのこと。

天気もスカイレールもお風呂も、なんだか呪われているなぁと思いながらも、とりあえず並んで入ります。
中はオーソドックスなスーパー銭湯でした。
海の近くの温泉ではありがちな、サラサラあっさり系のお湯でした。

制約はあったものの、お風呂はゆっくり堪能できたので、ホテルに戻ります。
最終列車というアナウンスにビビって飛び乗った電車は、系統が違うので遠回りでした。
違うところを通れてそれはそれで美味しいので、景色を眺めているとホテル最寄りの電停に着きました。

夜も遅いので、明日の電車の時間だけ確認してさっさと寝ます。
その3へ続く(予定)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?