2020年中日ドラゴンズ前半戦寸評(外野手編②

成績は9月23日現在

背番号31 渡辺勝

今季成績 : 13試合 打率.000 0本塁打 0打点 0四球 出塁率.000 OPS.000

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開幕1軍を掴みましたが、7打席中6三振を記録し、2軍落ち。しかしウエスタンでは打率4割を記録。堂々たる打率1位を記録しています。1軍は同タイプの井領選手が代打の役割を果たしていますが、2割台前半にとどまっていますし、1軍昇格を考えてもいいのでは?序盤の三振量産が首脳陣の印象を悪くしているのか・・・。

背番号42 Z.アルモンテ

今季成績 : 46試合 打率.252 8本塁打 21打点 23四球 出塁率.350 OPS.784

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昨季に引き続き、故障で離脱。復帰してからはなかなか打棒が爆発しませんでしたが、9月中旬から調子をあげています。来季契約を結べるかは微妙な立場なので、残り試合でアピールしてほしい!3番を任されていますが、打力と守備力を考慮すると、2番で起用してほしいのが本音。

背番号45 シエラ

今季成績 : 41試合 打率.282 3本塁打 11打点 16四球 出塁率.339 OPS.806※ウエスタンでの成績

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ここまで外国人枠の関係で1軍出場ゼロ。平田選手、アルモンテ選手が復帰し、出番がないのが現状。彼らが離脱中の際にシエラ選手も不調だったのが運がないですね。起用法が難しいのは承知ですが、代打でどこか起用してもらえないものか。

背番号49 伊藤康祐

今季成績 : 52試合 打率.200 0本塁打 10打点 8四球 出塁率.235 OPS.493※ウエスタンでの成績

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1軍出場なし。今季はウエスタンで研鑽を積む毎日。打率2割台と苦しんでおり、1軍に推薦する材料はありません。昨季はプロ初安打にスタメンも経験していますし、対応力はあるはず。昨年オフに二塁手挑戦というニュースもありましたが、内野の練習をしてる様子はないですね。守備と走力はあるだけに課題は打力向上。来季に勝負を掛けないといけない立場になるかと。

背番号51 滝野要

今季成績 : 45試合 打率.243 1本塁打 19打点 9四球 出塁率.287 OPS.587※ウエスタンでの成績

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今季も2軍で研鑽を積む毎日。開幕当初は打率1割台と苦しみましたが、8月から調子を上げて2割台中盤まで数字を戻しています。2年目とはいえ、大卒ですし、今季には1度でも1軍に上がりたいですね。心配なのは定評のある選球眼の良さが今季は見られない事。打力だと井領選手、渡辺選手が上なだけに長所を出していきたい。

背番号56 武田健吾

今季成績 : 54試合 打率.103 0本塁打 1打点 3四球 出塁率.182 OPS.320

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守備固めとして1軍入り。打撃でもアピールしてほしいですが、選球眼がなく、長打力に乏しい為、アピール出来ていないのが現状。2軍で岡林選手も伸びていますし、今一度自身の長所を見直す必要があるかと。

背番号60 岡林勇希

今季成績 : 6試合 打率.286 0本塁打 0打点 0四球 出塁率.286 OPS.571

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ウエスタンで打率3割を記録していて、高卒1年目とは思えない打撃を披露しています。まだ長打は少ないですが、三塁打も2本記録しており、走力も高い。今季1軍で出番があるかは不明ですが、オフの過ごし方によっては来季いきなり開幕スタメンもあると思います。課題は守備力と走塁面。ただこれは実戦を重ねれば、慣れてくるでしょう。本当に楽しみな逸材ですね。

次回はあと1ヶ月に迫ったドラフト会議の展望をしていきたいと思います。