「大好きな旅を仕事にしたい」POOLO JOBは、やりたいを実現できた場所【POOLO JOB卒業生取材】
旅をテーマに学ぶ「あたらしい旅の学校・POOLO」は、旅と人生をつなぐ学びと探究のオンラインスクールです。
全4コースの中でPOOLO JOBは、旅を仕事にするための「トラベルクリエイター」を目指すコースです。
毎週の講義を受けながら、3ヶ月間で旅先の経験をコンテンツ化する力と発信力を磨きます。プロの編集者の方からの添削を受けながら、出されるライティング課題をこなし、仲間と共に取り組むコミュニティです。
今回は、POOLO JOB1期卒業生で、世界遺産ライターとして活躍されているくろさんにインタビューをしました。
サッカーの試合観戦で中国を訪れたことがきっかけで、海外旅に興味を持ち始めたくろさん。
その後、世界一周で南極大陸を含む全大陸を制覇。同時に、世界一周前から始めていたブログ活動が仕事になり、ライターへとデビューを果たされました。そして今もなお、副業でWebライターの仕事をしつつ、Web制作にも幅を広げて活動しています。
現役のWebライターがなぜ、POOLO JOBへの参加を決めたのか。
そして、POOLO JOBで得たものとは。現在、身につけたスキルはどのように活かされているのか。
その行動の原点を紐解いていくとともに、POOLO JOBの魅力に迫っていきます。
大好きな旅を仕事にするために、踏み出した大きな一歩
ー世界一周中にWebライターとしてデビューをされている中で、POOLO JOBに参加を決めた理由を教えてください。
世界一周には、2017年の4月から1年間行っていました。世界一周前にブログを始めて、その後、世界一周中にWebライターデビューをしたことが現在の活動の原点です。
ただ、ライターとして活動はしていたものの、文章を書くノウハウを習わずに独学で書いていたんです。そのため、ライティングスキルも低く、自分の文章に自信が持てていませんでした。
1度ライティングスキルを学びたいと考えていたところ、たまたまSNSにPOOLO JOBの広告が流れてきて「自分がやりたいことはこれだ」と直感で参加を決めました。
また、世界遺産も好きで、世界遺産検定の中でも最上級のマイスターの資格を取得しています。そこで、世界遺産について、マイスターならではの知見を活かした発信を強化していきたいと考えたことも、参加を決めた理由のひとつです。
ー世界遺産検定は、俳優の鈴木亮平さんが1級を取得したことで知られていますね!世界遺産に興味を持ったきっかけはありましたか?
海外にサッカーの試合を見に行ったときに、旅に興味を持ち始めてその後、観光系の専門学校に入学しました。
その学校の授業で来られた講師の方が、世界遺産検定のマイスター初代認定者の方でした。その講師の方の授業がとにかく面白くて、その授業を受けたことがきっかけで、世界遺産をもっと学んでみたいと考えるようになりましたね。
また世界遺産は、遺産がある国・地域の文化や伝統、大切に受け継がれてきた自然を知って、学ぶきっかけを与えてくれるところに魅力があります。SNSの発信を通して、これからも世界遺産の魅力を伝えていきたいですね。
ーぜひ、くろさんオススメの世界遺産を教えてください。
1番のオススメの世界遺産は、フィリピンの「コルディリェーラの棚田群」です。フィリピンのバナウエ地方に暮らすイフガオ族が人力で耕した棚田群のことで、2,000年以上にわたって守り続けられてきました。昔から続く文化的な景観は壮大で、かけがえのないものなんです。
また、長い歴史を持つ遺産であると同時に、後継不足で危機遺産になった過去も持ち合わせています。首都マニラからバスで9時間と、不便な場所にありますが、ぜひ旅好きなみなさんに訪れてほしい場所です。
コミュニティに属することの楽しさを知った。仲間の存在に支えられた3ヶ月
ー実際に入ってみて感じたことを教えてください。
1番感じたことは「コミュニティメンバーの存在のありがたさ」です。本業のかたわら、記事の課題を週に2本、SNSの投稿を毎日続けることはとにかく大変でした。
POOLO JOBでは複数人でチームが構成されていて、チームごとにMTGをして、課題の進捗を共有して励ましあったりしていました。活動をしていて1番身近に感じるものは、チームメンバーの存在だったので、「みんなが頑張っているから、自分も頑張ろう」と意識を保つことができました。
POOLO JOBは、ライティングスキルとSNSブランディングのスキルを、同時に学ぶことができるところも魅力のひとつですね。SNSの発信に関してはライターでなくても、フリーランスとして独立を目指すのであれば、どんな職種でも身に付けていて損はないものだと考えています。
また、学校や職場などの場では出会うことができない人と繋がるきっかけにもなりました。POOLO JOBのメンバーもですが、インタビュー記事を書くときの取材先の方との出会いも、POOLO JOBに入ったおかげで繋がることができた素敵な縁でした。
雰囲気は、「小学校の夏休み」のようなワクワクを掻き立てられるものです。 夏休みに学校外の人たちと交流して、そこでできた関係が夏休みが終わっても続いていく。そんな雰囲気がPOOLO JOBにはあります。
ー本業のお仕事もある中で、課題をやり切るための工夫は何かされていましたか?
「完璧よりも完成を」の意識で、期限は絶対に守るようにしていました。自分の中で納得がいく文章が書けていなかったとしても、とりあえず提出すること。POOLO JOBの課題を案件だと考えたときに、納期を守れないことが最も先方から嫌がられることだと認識していたからです。
POOLO JOBは「大人の学校」これからも続く一生の遊び仲間ができた
ー講義の内容は現在の活動にどのように活きていますか?
文章を書くハードルが下がりましたね。特に講義の中で、「見出しと写真と文字、300字ほどで1つの塊ができて、何回か繰り返すと 1つの文章ができる」という話が印象的です。
また、文章そのものよりも記事の構成をつくることの大切さに気付かされました。構成をしっかりつくって書いた文章と、つくらなかった文章は執筆時の書きやすさに違いが出ますね。
現在、他のコミュニティに所属しているのですが、そのコミュニティでもありがたいことに、ライティングの案件をいただくことができました。POOLO JOBでの経験が、仕事の獲得へと繋がっています。
ーライティングスキルが身につき、仕事への獲得に繋がったのですね!POOLO JOBのメンバーとは、今ではどのような関わりを持たれていますか?
POOLO JOBの講義が終わって1年経ちますが、ダイビングをしたり、栃木の那須でバーベキューをしたりと、その後も関係が続いています。
また、他のコースのメンバーとも、週末農業体験「べじっぽ」を通して関わっています。「べじっぽ」とは、POOLO1期生が立ち上げた活動で、東京のシェアハウスにある共通の畑で、他のコースのメンバーとともに野菜を育てる活動です。夏は収穫時期で、ちょうど植えているトマトやなす、ピーマン、枝豆がとれます。
畑の農作業の後にメンバーでランチに行ったり、花火大会があると知ると、集合時間を遅い時間に設定して花火を見たり、楽しんで活動していますよ。
ーくろさんにとって、POOLO JOBはどのような場所ですか?
わたしにとって、POOLO JOBは「大人の学校」のような存在ですね。POOLO JOBを通じて、より良い文章を書くための方法や書く楽しさを学びました。
ただ学んで終わりではなく、講義終了後にオフラインでメンバー同士で会う機会も増えて、これからも続いていくであろう関係をつくることができました。
「複数の場所で、複数の仕事が当たり前の時代へ」複業へのキャリア形成に向けて
ー今後やりたいことを教えてください。
副業として考えていたライターの仕事を、フリーランスで独立してやっていきたいと考えています。
現在は、ライターだけでなく、Webサイトの制作(デザイン・コーディング)にも幅を広げて活動中です。元々少し飽き性な性格なので、いざ、フリーランスとして独立したいと考えたときに、ライター業1本で独立することには不安な気持ちがあったんです。
POOLO JOBの課題で取材させて頂いた方が言われていた「これからは、複数の場所で複数の仕事をすることが当たり前の時代になる」という言葉が、複業を始めようと考えたきっかけに繋がっています。
ー「複数の場所で、複数の仕事が当たり前の時代になる」素敵な言葉ですね!複業実現に向けて取り組んでいることはありますか?
POOLO JOB終了後、モチベーション維持のために、「スラッシュワーカーズ」という複業実現コミュニティに参加しています。「スラッシュワーカーズ」とは、複数の仕事を肩書きに持つことです。コミュニティ内で実際に、フリーランスで独立を実現しているメンバーもいるので、わたしもその人たちに続いていけるよう日々、奮闘中です。
編集後記
大好きな旅を仕事にしたいと話すくろさんの笑顔は、まるで少年のようでした。
POOLO JOB終了後も、世界遺産の良さを色々な人に知ってもらうために、自身の理想のライフスタイルを実現するために活動を続けるくろさん。
やりたいことを実現して、自分の思いに正直に生きる。その姿こそが、自分らしく生きている人の姿なのだと感じました。
フリーランスは孤独ではない。POOLO JOBの仲間たちが教えてくれました。くろさんはこれからも、多くの仲間とともにやりたいことを実現させていくことでしょう。
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